リンゴ 紅秋光(べにしゅうこう)
登録日:2025年1月5日
秋田県のみで栽培されている「紅秋光」というりんごを食べました。あまり流通していない品種なのですが、先日たまたま訪れたお店で購入することができ、ちょっとラッキーな気分です。
紅秋光は「みしまふじ(三島ふじ)」の枝変わりで、横手市のりんご農家の千田宏二氏が発見。2000年(平成12年)に自園において、ほかとは異なる枝を見つけて選抜育成したものだそうです。
ちなみに、みしまふじは「ふじ」の早期着色系枝変わりで、これも横手市(旧平鹿部平鹿町)で発見されています。みしまふじは縦縞の入った濃赤色ですが、紅秋光は縞が見られない濃紅系。果実は大きめで蜜入りのものも多く、収穫時期は11月上旬ということです。
この紅秋光は重さが350gほどあり、果皮は特徴通り濃紅色。全面がしっかりと着色していて、点々とした果点が目立ちます。
さて、カットするとほんの少しですが蜜が入っていました。歯ごたえがシャキシャキとしていて果汁も豊富。糖度は19度と高くて風味がよく、口に広がる果汁がじつに美味です。もう1つは糖度が16度前後で蜜なしでしたが、甘味と酸味が調和していてこちらもおいしかったです。
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