リンゴ しおりの詩(あおり12)
登録日:2026年8月30日
これは青森県産の「しおりの詩(うた)」というりんごです。8月中下旬に収穫できる極早生種で、青森県りんご試験場(現・青森県産業技術センターりんご研究所)で育成されました。正式な品種名は「あおり12」といい、2004年(平成16年)に品種登録されています。
親の組み合わせは「北の幸」×「ジャージーマック」で、交配が行われたのは1978年(昭和53年)。どちらも聞きなれない品種名ですが、北の幸は「つがる」と「祝」を親に持ち、ジャージーマックはアメリカ生まれの早生種になります。
果実はやや長めの円形をしていて、サイズは300~400g程度。赤い果皮には黄緑色が残っていることもあり、さわるとベタベタする「油あがり」になりやすいのも特性の1つです。また果肉はやわらかめで、味は酸味がやや強めながら甘味もあり、香りもよいとのこと。ただ生産量が少ないので市場にはあまり出回っていません。
今回入手した2玉は重さが約250gと230gで、1個は果皮の5割程度が赤くなっていて、もう1個は赤が少なく全体的に明るい黄緑色でした。果皮はツヤツヤとしていて、確かに少しベタっとした感じがします。日持ちはそれほどよくないみたいなので、さっそく食べてみることに。
味は甘味と共にさわやかな酸味が感じられ、風味豊かな甘酸っぱさです。果肉は褐変しやすくてやわらかめですが、香りがよくて食べ終えてもしばらく口の中に余韻が残るほど。糖度はどちらも14度前後と果皮色による差はなく濃厚な味が楽しめました。











