紅さやか サクランボ(桜桃)
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紅さやかの特徴
「紅さやか」は「佐藤錦」と「セネカ」を交雑して選抜・育成したさくらんぼです。1979年(昭和54年)に交雑が行われ、1991年(平成3年)に品種登録されました。
6月上旬に収穫期を迎える早生種で、出始めの頃は果皮が紅色。そして収穫の後期になると濃く色づき黒っぽくなってきます。この濃い色は紅さやかの特徴で、色の濃いものは糖度が高い傾向にあります。
果実は丸みのあるハート形をしていて重さは5~7gとやや大きめ。糖度は15度前後と甘く、酸味とのバランスも良好です。また、紅さやかは果皮が濃くなるだけでなく、果肉まで赤く染まるのも特徴です。
紅さやかの選び方(見分け方)
張りとツヤがあり、軸が緑色のものを選びましょう。軸の色が茶色くなっているものは収穫から日が経っています。
紅さやかの果皮の色はシーズン序盤は赤色で、中盤頃からは濃紅色~紫黒色に変わっていきます。色が濃いものは甘味も強い傾向にあるので、なるべく色づきのよいものがおすすめです。
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紅さやかの保存方法
乾燥しないようポリ袋に入れるかラップをするなどして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。さくらんぼは日持ちしないので、購入後は1~2日で食べきります。
量が多くて食べきれないときは、冷凍保存も可能です。洗って水分をしっかりふき、軸を外してラップで包んで保存用袋に入れて冷凍庫へ。半解凍で食べるとシャーベット感覚で味わえます。
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紅さやかの食べ方
流水で洗ってそのまま食べるほか、色の濃い紅さやかをジャムにすると美しい色に仕上がります。ジャムを作るときはレモンを加えるのがポイント。風味がより豊かになり、とろみもつきやすくなります。できあがったジャムはパンにのせたり、パンケーキやバニラアイス、ヨーグルトなどにかけてもおいしいです。
紅さやかの旬(出回り時期)
紅さやかの出荷シーズンは6月上旬から中旬頃です。
紅さやかの主な産地
出典:農林水産省統計
紅さやかの作付面積のトップは山形県です。作付面積は約133ヘクタールで、9割以上が山形県で栽培されています。2位は約3.8ヘクタールの秋田県。紅さやかの作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。
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