ミネオラ(Mineola) カンキツ類
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基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「ダンカングレープフルーツ」×「ダンシータンジェリン」
- 生い立ち:アメリカ生まれ
ミネオラの特徴
「ミネオラ」はアメリカ生まれの「タンゼロ」で、親の掛け合わせは「ダンカングレープフルーツ」×「ダンシータンジェリン」です。フロリダ州のアメリカ農務省で育成され、1931年(昭和6年)に発表されました。
皮は赤みがかったオレンジ色をしていて、頭の部分がデコポンのように盛り上がることがあります。サイズは150g前後で、果肉はやわらかくて甘みが強く、適度な酸味もあって濃厚な味わい。オレンジのような香りがあり風味豊かです。
「ミネオラ」という名前は、フロリダ州にあるミネオラという地名にちなんでいるそうです。
ミネオラの選び方(見分け方)
濃いオレンジ色はミネオラの特徴なので、全体的にきれいに色づいたものを選びましょう。また、皮に張りがあり、持ったときに重みを感じるものがおすすめです。
果肉と皮の間に隙間ができる「浮き皮」になっているものは避けたほうが無難です。このような状態のものは傷みやすく食味がやや落ちることがあります。
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ミネオラの保存方法
風通しのよい涼しい冷暗所で保存しましょう。日持ちは5日~1週間くらいが目安ですが、なるべく早く食べることをおすすめします。より長く保存したい場合は、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
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ミネオラの食べ方
「ミネオラ」は手で皮をむくことができますが、中にはややむきにくいものもあります。じょうのう膜(薄皮)は薄めなので袋ごと食べられます。
味がしっかりしているので、ケーキやタルトにのせたり、ゼリーなどにも適しています。
なお、輸入品の柑橘類は防カビ剤が使われていることがあります。気になる場合はよく洗ってから皮をむき、手を洗ってから食べるとよいでしょう。
ミネオラはタンゼロ
柑橘をグループ分けすると、「ミネオラ」は「タンゼロ(タンジェロ)」に分類されます。タンゼロとは、グレープフルーツ(またはブンタン類)とミカン類の交雑で生まれたもので、仲間には「スイートスプリング」や、姉妹品種の「セミノール」があります。
ミネオラの旬(出回り時期)
主にカリフォルニア産のものが2月下旬頃から5月頃に出回ります。