紅りょうぜん スモモ(プラム)

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基礎データ DATA

紅りょうぜんの特徴

紅りょうぜん

「紅りょうぜん」は福島県伊達市の菅野幸男氏が育成した品種です。「マンモス・カージナル」と「大石早生」を交配させたすももで、1987年(昭和62 年)に天香園によって品種登録されました。

果実は100~150gほどの大玉品種で、形は円形から扁円形。実の大きさの割にタネは小さめです。果皮は鮮やかな紅色をしていて、完熟果は濃い暗赤色に着色します。

果肉は淡い黄色で、こちらも熟すと外側から紅色に染まっていき、美しいグラデーションになります。糖度は13~14度ほどと甘く、ほどよい酸味と調和して濃厚な味わい。果肉は緻密でやわらかくジューシーです。

旬の時期は7月中旬から下旬で、寒冷地では8月に出荷されることもあります。長野県や山形県が主産地ですが、生産量は少なめです。

紅りょうぜんの選び方(見分け方)

紅りょうぜん

紅りょうぜんは果皮の色が濃い品種なので、全体がしっかり着色していて、色むらや傷がなく、みずみずしさを感じるものがよいでしょう。手に持ったときにしっかり重みを感じ、形が整っているかも要チェックです。

すももは表面に白い粉のようなものがついていますが、これは果実自体から生じるブルーム(果粉)というもの。ブルームが多いものは鮮度のよい目安になります。

紅りょうぜんの保存方法

新聞紙などで包んでポリ袋に入れて保存します。すももは追熟する果物なので、完熟手前の状態で店頭に並ぶことも少なくありません。果実がかたい場合は、やわらかさを感じるまで常温に置いて追熟させましょう。

とくに紅りょうぜんは鮮紅色ではまだ未熟なことが多く、深みのある暗赤色に変わると熟した合図となるので、食べ頃の見極めに注意が必要です。

弾力を感じたり、甘い香りが強くなれば、冷蔵庫の野菜室へ。完熟後はなるべく早く食べ切りましょう。

量が多い場合は冷凍保存もできます。くし形にカットしてラップで包んで冷凍庫へ。変色を抑えたいならレモンを少し絞っておきます。冷凍保存した場合の消費の目安は1か月程度です。

紅りょうぜんの食べ方

紅りょうぜん

紅りょうぜんは生でそのまま食べるのがおすすめですが、ジュースやジャムに利用してもよいでしょう。生食する場合、皮ごと食べられますが、皮の酸味が気になるようなら、むいてから食べるとまろやかな甘味が楽しめます。

冷凍保存したものは、そのままシャーベットのように食べたり、スムージーにするとおいしく味わえます。

「菅野中生(かんのなかて)」と「紫峰(しほう)」

菅野中生

紅りょうぜんを育成した菅野幸男氏は、ほかにも「菅野中生」や「紫峰」などの品種を育成しています。菅野中生は「マンモス・カージナル」と「初光」を交配したもので、収穫時期は7月下旬頃。果皮が紅紫色で、ほどよい甘味と酸味が味わえます。

また紫峰は、親の掛け合わせが「月光」×「大石早生」で、8月上旬頃が収穫シーズン。外観は濃い紅紫色で、酸味がおだやかで甘味が強く、みずみずしいすももです。

紅りょうぜんの旬(出回り時期)

紅りょうぜんの出荷シーズンは7月中旬頃から8月上旬頃です。

紅りょうぜんの主な産地

出典:農林水産省統計

紅りょうぜんの作付面積のトップは長野県です。作付面積は約5.5ヘクタールで、全体の約32%を占めています。2位は約5ヘクタールの山形県。全体の約29%でこちらも30%以上を占めています。3位は約2.7ヘクタールの福島県です。

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