月山錦 サクランボ(桜桃)
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月山錦の特徴
「月山錦(がっさんにしき)」は、中国の大連市で誕生した黄色いさくらんぼです。果皮が明るい黄色でハート型をしていて、粒が10~15gと大きいのが特徴。果肉が締まっていて、糖度が高くて酸味が少ないので、しっかりと甘さを感じられます。
ただ、月山錦は生産農家が少ないうえに、1本あたりの収穫量も少なめ。また収穫時期も短く、黄色い皮は熟すと傷が目立ちやすいという側面もあります。そのため流通量は少なく、その希少性から価格はやや高めです。
成熟期は6月下旬から7月上旬頃。山形県をはじめ山梨県や北海道余市町などで作られています。
月山錦の選び方(見分け方)
果皮が鮮やかな黄色で、ツヤのあるものを選びます。なお、月山錦は輸送中にこすれたりすると傷がつきやすく、また完熟すると一部がうっすらと茶褐色になることがあります。
鮮度がよければ味に問題ないので、果皮の色だけを見るのではなく、軸がきれいな緑色か、みずみずしさが感じられるかどうかもチェックしましょう。
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月山錦の保存方法
月山錦は比較的日持ちするほうですが、新鮮なうちに食べ切ってしまいましょう。保存する際は、新聞紙などでパックを包んでポリ袋に入れ、冷暗所または冷蔵庫の野菜室へ。傷がつかないようていねいに扱い、果皮の乾燥を防ぐため、エアコンや扇風機の風が当たらないようにすることも大切です。
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月山錦の食べ方
あまり出回らない品種なので、加工に使うよりも純粋に果実をじっくり味わうのがおすすめです。冷やしすぎると甘味の感じ方が薄れるので、食べる1~2時間ほど前に冷やし、傷がつかないよう水をためたボウルに入れ、やさしく洗ってから食べましょう。
月山錦の旬(出回り時期)
月山錦の収穫時期は6月下旬から7月上旬頃です。
月山錦の主な産地
出典:農林水産省統計
月山錦の作付面積のトップは山形県です。作付面積は約5.9ヘクタールで、70%以上の割合を占めています。2位は約2.5ヘクタールの北海道。全体の約30%を占めています。月山錦の作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。
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