プレコース 西洋ナシ(西洋梨)
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プレコースの特徴
フランスで開発され、1875年頃に発表された西洋梨です。日本には明治時代に導入されました。日本では「プレコース」と呼ばれていますが、もともとの名前は「ドクトール・ジュール・ギューヨ(Dr.Jules Guyot)」。これはフランスの専門家ジュール・ギューヨ氏にちなんで付けられたそうです。
果皮は黄緑色でやや赤みが差していることもあり、熟すと黄色くなります。香りがよく、甘みとさっぱりとした酸味を持ち、果肉はやわらかめ。適度に果汁を含み、少し和梨の持つシャリッとした食感も感じます。
プレコースの選び方(見分け方)
果皮にキズがなく、重みを感じるものがよいでしょう。果皮が緑色のものはまだ熟していないので、すぐに食べたい場合は果皮が黄色っぽくなっているものがおすすめです。
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プレコースの保存方法
新聞紙やポリ袋などで乾燥を防止し、涼しい場所(15~20度くらいが理想)で保存。追熟が進むと果皮が緑色から黄色に変わるので、熟したら冷蔵庫の野菜室に入れて早めに食べてください。
プレコースは気温が高い時期に出回るので、追熟に不安がある場合は、店頭で熟しているものを選ぶとよいでしょう。
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プレコースの食べ方
オーソドックスな食べ方は、りんごのようカットする方法です。先に1/4にカットして芯を取ってから、皮をむくとよいでしょう。
シロップで煮てコンポートにしたり、ジャムやスムージーなどに使用するのもおすすめです。
プレコースの旬(出回り時期)
プレコースが店頭に並ぶのは8月中旬頃から9月上旬頃です。
プレコースの主な産地
出典:農林水産省統計
プレコースは青森県で栽培が行われています。作付面積は約13.6ヘクタールです。
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