香夏錦 サクランボ(桜桃)
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香夏錦の特徴
「香夏錦(こうかにしき)」は、「佐藤錦」と「高砂」を交配して生まれたさくらんぼです。株式会社天香園によって1984年(昭和59年)に品種登録されました。
果実は短心臟形をしていて、サイズは6~7gくらいの中玉。果肉は緻密でやわらかく、甘味が強くて酸味はまろやかです。果皮の色づきは中程度で、店頭では黄色みが少し残っているものもあれば、真っ赤なものも見られます。
早生品種なので、市場に出回るのは5月から6月中旬頃。親の佐藤錦や高砂に比べると熟期が少し早めです。
香夏錦の選び方(見分け方)
軸がきれいな緑色でピンとしていて、果皮に張りとつやがあるものを選びましょう。なるべく赤く染まったものがおすすめです。果実がやわらか過ぎたり、傷や斑点があるものは避けます。
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香夏錦の保存方法
日の当たらない冷暗所、または冷蔵庫の野菜室で保存します。乾燥しないように、新聞紙やキッチンペーパーなどでパックを包み、ポリ袋に入れておくとよいでしょう。あまり日持ちはしないのでなるべく早く消費します。
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香夏錦の食べ方
流水で洗ってそのまま味わいます。常温のものは、食べる1~2時間くらい前に冷やして食べるとよいでしょう。
また、軸と種を取り除いてケーキやタルト、ヨーグルトなどにトッピングしたり、ジャムにしても美味。冷凍したものを半解凍で食べると、シャーベットのような食感が楽しめます。
香夏錦の旬(出回り時期)
香夏錦の収穫シーズンは5月から6月中旬頃です。
香夏錦の主な産地
出典:農林水産省統計
香夏錦の作付面積のトップは山形県です。作付面積は約14.8ヘクタールで、9割以上が山形県で栽培されています。2位は約1.4ヘクタールの秋田県。香夏錦の作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。
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