チーバベリー イチゴ

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    チーバベリー

基礎データ DATA

  • 親の組み合わせ:「02-19」×「とちおとめ」
  • 品種登録年:2015年(平成27年)

チーバベリーの特徴

チーバベリー

「チーバベリー」は千葉県農林総合研究センターが開発したいちごで、千葉県のオリジナル品種になります。正式名称は「千葉S4号」といい、チーバベリーというのは公募によって選ばれた愛称です。

果実は円錐形で大玉。果皮はツヤのある赤色で、果肉も赤く色づきます。甘味とほどよい酸味があり、果汁も多くて食べ応え十分。また収穫量も多いので生産者にとっても栽培するメリットがあります。

果実が大きく食味も良好

親の掛け合わせは「02-19」と「とちおとめ」。種子親の02-19は、「みつる」や「章姫」「栃の峰」をルーツに持ち、果実が大きくて病気に強い性質を持ちます。そして花粉親のとちおとめは、食味がよくて日持ちするのが特徴。これらのよいところを受け継いで誕生し、2015年(平成27年)に品種登録されました。

とくにおいしいのは春の観光シーズン

チーバベリーは3月頃に収穫の最盛期を迎えます。春の千葉県といえば、いちご狩りや菜の花鑑賞のシーズン。いちごは一般的に、需要が高まる12月にたくさん収穫できるように開発されますが、チーバベリーはいちご狩りや直売所など春に大活躍する品種です。

チーバベリーの選び方(見分け方)

チーバベリー

チーバベリーは果実が大きいのが特徴なので、なるべく大粒で光沢があり、全体がきれいに赤く染まっているものを選びましょう。へたがしおれていたり、変色しているものは鮮度が落ちているので避けます。

チーバベリーの保存方法

乾燥を防ぐためパックをポリ袋に入れるなどして、冷蔵庫の野菜室で保存します。もしも傷んだものがあれば取りだしておきましょう。チーバベリーは果皮が少しやわらかめなので、果実同士が押し合わないように注意し、早めに食べ切るようにします。

チーバベリーの食べ方

チーバベリー

果汁が多くて風味のよいチーバーベリーは、水洗いしてそのまま生で食べるのがおすすめ。大粒のものは、へたを取って半分にカットしてから食べてもよいでしょう。カットする場合は、水洗い後に行うようにします。

また色が鮮やかなのでケーキやパフェ、タルトなどにも最適。果肉も赤い品種なので、断面が見えるようにトッピングするときれいに飾れます。

やわらかくなってしまったものは、スムージーやストロベリーソース、ジャムなどにしたり、凍らせてシャーベットにしてもよいでしょう。

チーバベリーの旬(出回り時期)

チーバベリーは12月頃から5月頃まで出回ります。ただ、他品種に比べると出荷量が増えるのは少し遅めで、収穫のピークは3月頃になります。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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