アレキサンドリア ブドウ(葡萄)
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アレキサンドリアの特徴
「マスカット・オブ・アレキサンドリア(Muscat of Alexandria)」はヨーロッパブドウの代表的品種で、原産地は北アフリカとされています。エジプトのアレキサンドリア港が名前の由来といわれ、地中海沿岸では古くから栽培されています。日本へは明治時代に伝わりました。
果皮は緑黄色で粒は12~15gくらいと大きく、1房は400~600gほどになります。マスカット特有の芳醇な香りがあり、甘みとやさしい酸味が調和して風味豊か。果肉は適度にしまっていて歯切れのよいブドウです。基本的にハウス(温室)栽培されていて、高級ブドウとして知られています。
マスカット・オブ・アレキサンドリアは主に生食されますが、ワインの原料としても利用されています。
アレキサンドリアの選び方(見分け方)
粒ぞろいがよく、皮に張りがありふっくらとしているもの。また、軸が緑色のものを選びましょう。軸が茶色く枯れているものは鮮度が落ちています。皮に付いている白い粉(ブルーム)は新鮮な証拠です。
また、マスカット・オブ・アレキサンドリアは完熟すると果皮が黄色みがかってきます。緑色が濃いものよりも、少し黄色っぽいほうがおすすめです。
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アレキサンドリアの保存方法
冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。乾燥しないようラップや新聞紙で包むか、ポリ袋などに入れておきます。状態にもよりますが日持ちは2~4日くらいが目安。新鮮なうちにおいしく食べましょう。
冷凍する場合は、水洗いして水気をしっかり切り、粒を外して(できれば軸を少し残すようにハサミでカット)保存用袋などに入れて冷凍庫へ。
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アレキサンドリアの食べ方
マスカット・オブ・アレキサンドリアは皮が薄いので、皮ごと食べられます。皮をむいて食べる際には、軸とは反対側にナイフで切り込みを入れると多少むきやすくなります。基本的に種ありです。
大粒で見た目がきれいなので、ケーキやタルト、パフェなどに使うと見栄えします。
アレキサンドリアの旬(出回り時期)
マスカット・オブ・アレキサンドリアは岡山県が主産地で、7月から10月頃に多く出回ります。
参考:東京都中央卸売市場
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アレキサンドリアの主な産地
出典:農林水産省統計
アレキサンドリアは岡山県で栽培が行われています。作付面積は約39.1ヘクタールです。
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