いちごさん イチゴ

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基礎データ DATA

  • 親の組み合わせ:「佐系14号」×「やよいひめ」
  • 品種登録年:2018年(平成30年)

いちごさんの特徴

いちごさん

「いちごさん」というユニークな名前のいちごは、佐賀県が育成した品種です。佐賀県を代表的する品種「さがほのか」の後継として誕生し、2018年(平成30年)に品種登録されました。佐賀県としては、さがほのかの登場以来20年ぶりのいちご新品種になります。

果実は大きめの円錐形で果皮は濃赤色。果肉まで赤く染まるのが特徴です。味はやさしい甘味があり、果肉はみずみずしくて香りがよく、食味と見た目のよさを兼ね備えています。

約15,000株の中から選抜された1株

いちごさんの親は「佐系14号」と「やよいひめ」。2010年(平成30年)に交配を行い、約15,000もの試験株の中から選ばれました。種子親の佐系14号は、さがほのかや「さちのか」など優良ないちごをルーツに持つ品種。そして花粉親のやよいひめは、甘く食味に優れたいちごとして知られている品種です。

正式な品種名は「佐賀i9号」

いちごさんの正式な品種名は「佐賀i9号」。いちごさんというブランド名は、「こどもから大人まで呼びやすく覚えやすいネーミングに」と、コピーライターの渡辺潤平氏が名付けました。また、キャッチコピーは「眺めてうっとり、かじって甘い。」とのことです。

いちごさんの選び方(見分け方)

いちごさん

いちごさんはツヤがあって香りのよい品種なので、果皮に光沢があり形が整っていて、甘い香りのするものがおすすめです。

また果皮が濃い赤色をしているのも特徴なので、全体的に色の濃いものを選びましょう。黒っぽくなったものや、へたがしなびているものは鮮度が落ちている可能性があります。

いちごさんの保存方法

いちごさんは比較的日持ちのよい品種ですが、購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。

すぐに食べられない場合は、乾燥を防止するためパックのままポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。室温のまま置いておくと、鮮度の低下が早まるので気をつけてください。

いちごさんの食べ方

いちごさん

水洗いしてそのまま食べるのが一番です。さわやかな甘味とおだやかな酸味、そしてジューシーさが味わえます。熟し過ぎのものはジャムやスムージーなどにしてもよいでしょう。

いちごさんは果皮の色が濃く、カットしたときの果肉も赤いので、ケーキやタルト、パフェなどにもおすすめ。トッピングする際は、切り口の濃赤色が見えるように飾ってもよいでしょう。

いちごさんの旬(出回り時期)

いちごさんの出荷シーズンは12月頃から5月頃です。

参考:東京都中央卸売市場

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