恋みのり イチゴ

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基礎データ DATA

  • 親の組み合わせ:「03042-08」×「熊研い548(ひのしずく)」
  • 品種登録出願年:2016年(平成28年)

恋みのりの特徴

恋みのり

「恋みのり」は、農研機構九州沖縄農業研究センターが育成し、2016年(平成28年)に品種登録出願をしたいちごです。果実は短円錐~円錐形でやや丸みがあり、果重は約18gと大玉。果皮は鮮やかな淡赤色~赤色でツヤがあり、果肉は基本的に白色です。香り豊かで、甘味と酸味が調和しています。

なお、恋みのりという名前は、収量が多いこと、そして「いちごを通して託された想いが叶うようにとの願いが込められている」というのが由来だそうです。

食味がよく生産者の負担も軽減する品種

親の組み合わせは、「03042-08」と「熊研い548(ひのしずく)」。これらの交雑実生から選抜・育成されて誕生しました。母親の03042-08は、大粒で収量が多い早生種。そして父親のひのしずくは、サイズが大きくて食味のよい品種です。この2つを掛け合わせることで、それぞれの優れた部分を受け継いでいます。

収穫しやすく粒揃いが良好

恋みのりには果房(複数のいちごが実っている房)の伸びがよく、果実を収穫しやすいという特性があります。また、粒揃いも良好で、いちごの需要が高まる12月から2月頃までの収穫量が多いのも大きな特徴です。さらには果実がかたくて輸送性と日持ちもよいことから、生産者にとって魅力的な品種となっています。

恋みのりの選び方(見分け方)

恋みのり

恋みのりはサイズが大きい品種なので、なるべく大粒でふっくらとして形がきれいなものがよいでしょう。また、果皮が鮮やかな赤色をしているものを選びます。

色づきが薄かったり、へた付近が白いものは、あまり熟していないので避けます。また、果実が押されてつぶされていないかも要チェック。へたが枯れていたり、果皮がしんなりしているものは、収穫から時間が経過し、食味が低下している可能性があります。

恋みのりの保存方法

乾燥を防ぐため、パックをさらにポリ袋に入れるなどして、冷蔵庫の野菜室で保存します。

恋みのりは果皮がかたく、比較的日持ちのよい品種です。ほかの品種よりは若干長く持ちしますが、気温の高い場所に置いたりすると、やわらかくなって風味が減少します。いちごは新鮮なうちがおいしいので、購入してから2~3日以内には食べるようにしましょう。

恋みのりの食べ方

恋みのり

香りがよく食味のよい恋みのりは、流水でさっと洗ってそのまま食べるのがおすすめです。サイズが大きいので、半分にカットしたものをお皿に盛りつけて食べてもよいでしょう。

カットする場合は、先に水洗いをしてから切るようにします。カットしてから水洗いすると、果汁や栄養分が流れてしまうのでもったいないです。

もちろんケーキやパフェなどにも適します。ただし果肉が白いので、カットしてパフェに盛りつける場合は、赤い果皮が見えるように飾り付けるとよいでしょう。

恋みのりの旬(出回り時期)

恋みのりは12月頃から出回り、4月頃まで出荷されます。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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