マルゲリット・マリーラ 西洋ナシ(西洋梨)
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マルゲリット・マリーラの特徴
「マルゲリット・マリーラ(Marguerite marillat)」は1874年にフランスで発見された西洋梨です。品種名は発見者のマリーラ氏の名前に由来するとのこと。日本に伝わったのは1913年(大正2年)。ベルギーから導入したそうです。
黄緑色の果実は350~500gと大玉で、果皮は熟すにつれて黄緑色から黄色になり、果肉は多汁でソフトな食感。ほどよい甘みとやさしい酸味があり、心地よい香りも楽しめます。
ちなみにマルゲリット・マリーラは「オーロラ」の親品種で、どちらも早生種になります。
マルゲリット・マリーラの選び方(見分け方)
ふっくらとして重みもあるものがよいでしょう。マルゲリット・マリーラは熟すと果皮が黄色くなってくるので、すぐに食べるなら黄色くなったものがおすすめです。
果皮にキズがあると、そこから傷んでくるので要注意。皮に褐色のサビが付いていることもありますが、あまり気にしなくてもよいでしょう。
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マルゲリット・マリーラの保存方法
果皮が緑色のものは、直射日光の当たらない所(15~20度くらいが目安)に置いて追熟させます。乾燥しないように新聞紙やポリ袋などで包んでおきましょう。果皮が黄色くなって香りが出てきたら冷蔵庫の野菜室で保存します。
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マルゲリット・マリーラの食べ方
4等分にカットして皮をむき、りんごのように芯を取って食べるとよいでしょう。マルゲリット・マリーラはサイズが大きめなので、さらに半分に切って8等分にしたほうが食べやすいかもしれません。
1度に食べきれない場合は、残りをラップで包んで冷蔵庫に入れておき、早めに食べるようにしてください。
コンポートやジャムにも利用できます。また熟したものを適当な大きさにカットしてラップに包んで冷凍してもOK。スムージーやシャーベットなどにしても楽しめます。
マルゲリット・マリーラの旬(出回り時期)
マルゲリット・マリーラの出回り時期は9月下旬頃から10月頃です。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。
マルゲリット・マリーラの主な産地
出典:農林水産省統計
マルゲリット・マリーラの作付面積のトップは山形県です。作付面積は約18.2ヘクタールで、60%以上の割合を占めています。2位は約4.5ヘクタールの青森県。全体の約17%でこちらも20%以上を占めています。3位は約3.3ヘクタールの福島県です。
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