バラード 西洋ナシ(西洋梨)
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バラードの特徴
バラードは山形県園芸試験場で育成された西洋梨です。親は「バートレット」と「ラ・フランス」。品種登録されたのは1999年(平成11年)です。
果重は350~450gくらいと大きめで、果皮は黄緑色。熟すと果皮が黄色っぽくなってきます。糖度が高くてやさしい酸味があり、ジューシーでソフトな口当たり。香りもよく、食味の優れた西洋梨です。
なおバラードという名前は、親品種のバートレットの「バ」、ラ・フランスの「ラ」、さらに音楽用語の「バラード」にちなんで付けられたそうです。
バラードの選び方(見分け方)
バラードは追熟が進むと果皮が黄緑色から黄色みがかった色に変化していきます。軸の周りに触れてかすかにやわらかさを感じ、香りが出てきたら食べ頃。すぐに食べるならこのようなものがおすすめです。ただし店頭で果実を押したりはせず、判断が難しい場合はお店の人に尋ねましょう。
ぶつけた跡やひっかいたようなキズが付いているものは避けたほうが無難。キズの部分から傷んできます。なお、皮に茶色いサビが出ていることがありますが、こちらは気にしなくてもよいでしょう。
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バラードの保存方法
まだ熟していないものは涼しい場所(15~20度くらいが目安)に置いて追熟させます。乾燥防止のため新聞紙で包むかポリ袋に入れましょう。
皮が黄色みを帯びて香りが出てきたら冷蔵庫へ。完熟すると日持ちしないので、なるべく早く食べてください。
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バラードの食べ方
りんごや梨のように4等分にカットして皮をむけばOKです。大玉のものは1/8のサイズのほうが食べやすいかもしれません。
バラードは風味がよいので、ケーキやパフェなどにのせたり、スムージーやジャムなどに使用してもよいでしょう。
バラードの旬(出回り時期)
バラードは10月から11月頃に出回ります。
バラードの主な産地
出典:農林水産省統計
バラードは山形県で栽培が行われています。作付面積は約14.8ヘクタールです。
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