あすかルビー イチゴ
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基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「アスカウェイブ」×「女峰」
- 品種登録年:2000年(平成12年)
- おもな産地:奈良県
あすかルビーの特徴
「あすかルビー」は「アスカウェイブ」と「女峰」を交配して奈良県農業試験場で育成されたイチゴです。2000年(平成12年)に品種登録されました。
丸みのある円錐形で粒は大きく、ツヤのある果皮は赤色に染まり、果肉も赤みを帯びます。果肉は少しかためで果汁が多く、糖度も高めでほどよい酸味があります。
奈良県のブランドイチゴ
あすかルビーという名前は、奈良県生まれなので「あすか」、そして光沢のある赤色が宝石の「ルビー」を思わせることが由来だそうです。奈良県のブランドイチゴとして販売されていますが、2011年(平成23年)に品種登録された「古都華(ことか)」の登場により生産量は減少しています。
ちなみに親のアスカウェイブも奈良県生まれのイチゴです。「久留米促成3号」や「宝交早生」「ダナー」「神戸1号」などの血を受け継いでいて、比較的大きく甘酸適和。1994年(平成6年)に品種登録されています。
あすかルビーの選び方(見分け方)
あすかルビーは果皮の色が鮮やかな赤色ですが、栽培条件によってはややオレンジがかった赤色のものもあります。そのため全体が色づいていれば、着色がそれほど濃くなくても大丈夫でしょう。香気は多めなので、香りのよいものがおすすめです。
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あすかルビーの保存方法
ラップをするか、パックをポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室へ。果実はややかためですが、できれば購入した当日に、遅くても2~3日中には食べきりましょう。
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あすかルビーの食べ方
あすかルビーは甘味と酸味のバランスがよいので、水洗いしたらそのまま食べましょう。その際、へたを取る前に洗うのがポイントです。
味がしっかりしていて外観がきれいなので、ケーキやタルトなどにも適しています。
あすかルビーの旬(出回り時期)
あすかルビーは12月頃から出荷され、5月頃まで出回ります。主産地は奈良県です。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。