ドワイエンヌ・デュ・コミス 西洋ナシ(西洋梨)

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基礎データ DATA

ドワイエンヌ・デュ・コミスの特徴

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「ドワイエンヌ・デュ・コミス(Doyenne du Comice)」は、1849年にフランスのアンジェで誕生した西洋梨です。「ドワイエネ・デュ・コミス」や「ドワイアンヌ・デュ・コミス」とも表記されます。

日本には明治時代初期に導入されました。コミスは食味が優れているものの、栽培が難しいためあまり普及はせず、現在も生産量は多くありません。

果重は250~350gくらいで、果皮は黄緑色。日に当たった面がうっすらと赤く染まることもあり、熟すと全体が黄色みがかった色になってきます。

完熟したコミスは果汁が滴るほどジューシーでとろけるような舌触り。強い甘みと適度な酸味があり、鼻に抜ける芳香が風味により深みを与えています。

ちなみにコミスは「カリフォルニア」という品種の親であるほか、「ゼネラル・レクラーク」の親ではないかとも推察されています。

ドワイエンヌ・デュ・コミスの選び方(見分け方)

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皮にキズがなく、ふっくらとしているもの。茶色いサビが付いていることもありますが、これはあまり気にしなくても大丈夫です。

すぐに食べる場合は果皮が黄色っぽいもの、しばらく置いておくなら黄緑色のものがよいでしょう。

ドワイエンヌ・デュ・コミスの保存方法

乾燥しないように新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして涼しい場所で保存します。追熟が進んで果皮が黄色くなり、香りが強くなったら冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。完熟したものはなるべく早く食べるようにしてください。

ドワイエンヌ・デュ・コミスの食べ方

コンポートなどにしても楽しめますが、コミスの風味を味わうには生食がおすすめです。りんごのように1/4または1/8のサイズにカットして食べるとよいでしょう。

ドワイエンヌ・デュ・コミスの旬(出回り時期)

コミスが出回るのは10月中旬頃から12月頃です。

ドワイエンヌ・デュ・コミスの主な産地

出典:農林水産省統計

ドワイエンヌ・デュ・コミスは山形県で栽培が行われています。作付面積は約4ヘクタールです。

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