古都華 イチゴ
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基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「7-3-1」×「紅ほっぺ」
- 品種登録年:2011年(平成23年)
- おもな産地:奈良県
古都華の特徴
「古都華(ことか)」は奈良県生まれのイチゴです。奈良県農業総合センターが「7-3-1」と「紅ほっぺ」を掛け合わせて育成し、2011年(平成23年)に品種登録されました。奈良県のオリジナルイチゴには「あすかルビー」がありますが、よりブランド力を強化するために開発されたそうです。
糖度と酸度が高く濃厚な味
果皮はツヤのある赤色で香りが強く、糖度と酸度が高めで深みのある濃厚な味わい。果肉は淡紅色で、果実はかたくて日持ちがよいのもポイントです。またイチゴは収穫時期によって酸度が変動することがありますが、古都華はシーズンを通して味のばらつきが少ないという特徴もあります。
ちなみに7-3-1の母親は「さちのか」で、父親は「1-7-9」。そして1-7-9は母親が「アスカウェイブ」で、父親は「女峰」とのことです。
古都華の選び方(見分け方)
古都華は果皮が濃いルビー色なので、ツヤがあり全体がきれいに色づいているものを選びましょう。香りも強いので、甘い香りが漂っているかも要チェック。へたが元気で果皮に張りがあるものが新鮮です。
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古都華の保存方法
パックをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。古都華は果肉がややかたいため日持ちはよいほうですが、2~3日を目安に早く食べきりましょう。
暖房の効いた室内や直射日光の当たるところに置いておくと、どんどん鮮度が落ちていくので注意してください。
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古都華の食べ方
甘酸のバランスがよい古都華は、そのまま食べるのがのがおすすめ。果皮が鮮やかなルビー色でなので、ケーキやパフェなどに使っても見映えします。
適度な酸味があるのでジャムやストロベリーソースに加工してもよいでしょう。
古都・奈良の新たな華に
古都華という名前は公募の中から選ばれました。古都華を発表した翌年の2010年が「平城遷都1300年」だったこと、そして古都である奈良を飾る新たな「華」になってほしいとの思いから命名されたそうです。
古都華の旬(出回り時期)
古都華は12月頃から出荷され、5月下旬頃まで出回ります。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。