スターキング・デリシャス リンゴ
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基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「デリシャス」の枝変わり
- 生い立ち:アメリカ生まれ
スターキング・デリシャスの特徴
「スターキング・デリシャス」はアメリカで誕生したりんごです。1921年(大正10年)にアメリカニュージャージー州の農園で、「デリシャス」の着色系枝変わりとして発見されました。
1929年(昭和4年)に青森県りんご試験場に導入され、1950年代中頃から日本でも人気品種に。しかし1980年頃からはほかの品種に押されて生産量が減少し、現在では時々見かける程度になっています。とはいえ、海外では今も生産量の多い品種の1つです。
サイズは300gほどと大きめで、縦長の円錐形。果皮が濃い紅色で、お尻の部分が出っ張っているのが特徴です。ほどよい甘味で酸味は少なめ。香りのよいおいしいりんごで、蜜入りのものも見られます。
スターキング・デリシャスの選び方(見分け方)
スターキング・デリシャスは着色がよい品種なので、なるべく全体が濃い赤色のものを選びましょう。また果皮に張りとツヤがあり、同じ大きさなら重いほうがおすすめです。重量感のあるほうが果汁を豊富に含みます。
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スターキング・デリシャスの保存方法
スターキング・デリシャスは日持ちがよくないので、冷蔵保存してなるべく早く食べましょう。保存する際は新聞紙に包んでからポリ袋に入れておくとよいでしょう。
そのまま冷蔵庫に入れると、りんごが発するエチレンにより、ほかの野菜の成長を促して鮮度低下を進めてしまうので注意してください。
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スターキング・デリシャスの食べ方
皮の部分にはポリフェノールや食物繊維などの栄養が多く含まれているので、できれば皮ごと食べるようにするとよいでしょう。
生食のほかジャムやコンポート、薄くスライスしてサラダに混ぜるなどしてもおいしく食べられます。ジャムを作る場合は、レモン汁を加えるととろみと濃厚さが増します。