紫苑(しえん) ブドウ(葡萄)
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紫苑(しえん)の特徴
「紫苑(しえん)」は「紅三尺」と「赤嶺」の掛け合わせで誕生した赤系ぶどうです。山梨県の植原葡萄研究所で育成され、果皮は赤紫色で大粒。果肉はしまりがあり果汁が多いのが特徴です。糖度は18度くらいと高く、風味のよい甘さを楽しめます。また皮離れがよく、基本的に種なしで作られているので食べやすいのも魅力の1つです。
紫苑(しえん)の選び方(見分け方)
果皮の赤紫色が濃く、張りがあってみずみずしさの感じるものがおすすめです。軸が茶色く枯れていたり、粒落ちが目立つものは鮮度が落ちています。逆に果皮に白い粉(ブルーム)が付いているのものは新鮮です。
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紫苑(しえん)の保存方法
乾燥すると食味が落ちるので、ラップや新聞紙で包むか、ポリ袋に入れるなどして涼しい冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。
1粒ずつ軸を少し残すようにハサミでカットして保存用袋などに入れて冷蔵すると日持ちがアップします。冷凍すればシャーベットのようにも楽しめます。
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紫苑(しえん)の食べ方
紫苑は皮離れがよいほうなので、デラウェアのように口に含んで果肉を押し出すように食べてもよいでしょう。手でむく場合は、軸とは反対側にナイフで十字に切り込みを入れると比較的むきやすくなります。
紫苑(しえん)の旬(出回り時期)
紫苑の出回り時期は10月頃~11月下旬頃。収穫時期が遅めの品種なので地域によっては12月に食べられることもあります。
紫苑(しえん)の主な産地
出典:農林水産省統計
紫苑(しえん)は岡山県で栽培が行われています。作付面積は約15.5ヘクタールです。
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