ピンカートン(pinkerton) アボカド

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基礎データ DATA

  • 生い立ち:アメリカ生まれ
  • おもな産地:愛媛県など

ピンカートンの特徴

ピンカートン(国内産)

「ピンカートン」はアメリカのカリフォルニア生まれの品種です。一般的なアボカドの「ハス」と同じグアテマラ系とされ、親品種は明らかではありませんが、「リンコン」とハスの交雑種ではないかと考えられています。

形はナスのようにヘタ側が少し細長く、下部がややふっくらとしたスリムな西洋梨形。重さは250~400gくらいで、緑色の果皮は厚く表面はゴツゴツとしていて、追熟しても色は変わりません。

食味良好で可食部も多め

果肉は油分を多く含んでいて味は濃厚。また日持ちがよいほうで、タネがやや小さく可食部が多いのもポイントです。

収穫時期は11月下旬頃から12月頃。流通量は少ないですが、ほかの国内産品種と比較するとピンカートンは若干多く出回っています。

ピンカートンの選び方(見分け方)

ピンカートン(国内産)

果皮がきれいな緑色で、傷の少ないものがよいでしょう。ピンカートンは熟しても皮が黒くならないため食べ頃の判断が難しいですが、すぐに食べるならヘタ周辺に注目します。ヘタが少しぐらついているものはほぼ熟した状態です。

数日後に食べる場合は、果実がかたくてヘタがしっかりとしているものを選びます。

ピンカートンの保存方法

かたくて未熟な状態のものは常温保存で追熟させてください。新聞紙などで包んで20~25度の場所に置いておくとよいでしょう。

ヘタがグラついているものは食べ頃なので、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早めに消費します。

ピンカートンは保存性がよいとされますが、完熟すると日持ちしません。あまり放置せずにこまめに熟し具合をチェックすることをおすすめします。

ピンカートンの食べ方

ピンカートン(国内産)

普通のアボカドと同じように食べましょう。カットしてサラダにしたりサンドイッチに挟んだりするほか、料理に添えたり、そのままおつまみにして食べてもOK。スライスした玉ねぎと一緒にレモン醤油やマヨネーズなどで味付けをしても美味です。

ピンカートンの旬(出回り時期)

出荷量は少ないですが、愛媛県などで栽培されたものが11月頃から収穫されます。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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