シルバーベル(Silver Bell) 西洋ナシ(西洋梨)
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シルバーベルの特徴
シルバーベルは山形県生まれの西洋梨です。1957年(昭和32年)にラ・フランスの自然交雑実生を選抜して山形県の園芸試験場で育成されました。
重さが400~500gになる大玉で、ラ・フランスに比べて大きく縦長の形状をしています。黄緑色の果皮には茶色い果点が多く見られ、食べ頃になると全体が黄色みをおびます。
果肉はジューシーでなめらかな舌触り。糖度が高くてさわやかな酸味があり、特有の甘い香りも持ち風味豊かな味わいです。
シルバーベルの選び方(見分け方)
シルバーベルは熟すと果皮が黄色くなります。緑色のものはまだ追熟が必要なので、食べる時期を考慮して選びましょう。軸にシワがよって、果実の肩の部分に触れてかすかにやわらかさを感じると食べ頃です。
皮に茶色い点々(果点)やサビが出ていることもありますが、これは特徴なので気にしなくても大丈夫です。ただしキズやぶつけたあとがあるものは傷みが早いので避けたほうがよいでしょう。
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シルバーベルの保存方法
果皮が黄緑色でかたいものは、しばらく室温(15~20度くらいがおすすめ)で置いておきます。乾燥しないように新聞紙や紙袋などで包んでおきましょう。
果皮が黄色くなって香りが出てきたものは、ポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室で冷やします。完熟したらなるべく早めに食べるようにしてください。
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シルバーベルの食べ方
りんごのようにカットして食べるのがおすすめです。4等分にカットしてから皮をむくとよいでしょう。シルバーベルは大きいので、さらに半分に切って1/8サイズにすると食べやすくなります。
適度な酸味があるので、ジャムやシロップ漬けなどにも適しています。ケーキやタルトのトッピングに利用してもよいでしょう。
シルバーベルの旬(出回り時期)
11月頃から出回り、1月頃まで出荷されます。
シルバーベルの主な産地
出典:農林水産省統計
シルバーベルは山形県で栽培が行われています。作付面積は約19.3ヘクタールです。
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