加納岩白桃 モモ(桃)
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加納岩白桃の特徴
「加納岩白桃(かのういわはくとう)」は、「浅間白桃」の枝変わりとして山梨県で発見された桃です。品種登録されたのは1983年(昭和58年)。加納岩農業協同組合によって登録が行われました。収穫期は浅間白桃に比べて10日ほど早く、7月上旬から中旬頃となっています。
果実のサイズは250g程度と大きく、果肉は溶質でなめらかな食感。果皮の色は濃いほうではありませんが、太陽にあたる部分が赤く染まります。繊維が少なめで果汁を豊富に含み、酸味が少なくて甘い桃です。
加納岩白桃の選び方(見分け方)
全体的に色づきがよく、果実の割れ目の線(縫合線)を中心に見たときに、左右のバランスが取れていて、溝が浅いものを選びます。また、全体的にふっくらとしていて、うぶ毛が密に生えているものがおすすめです。
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加納岩白桃の保存方法
新聞紙などで包んで日の当たらない涼しい場所で保存します。扇風機やエアコンの風が直接当たると、乾燥して鮮度の低下を早めるので注意が必要です。
やわらかくなったものはさらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。できるだけ早く消費します。
また、量が多くて食べきれない場合は、冷凍保存するとよいでしょう。水洗いして水分をしっかりふき取ってから、ラップに包んで冷凍庫へ。半解凍で食べるとシャーベット感覚で味わえます。
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加納岩白桃の食べ方
そのまま皮をむいて食べるほか、ジャムやコンポートなどに加工してもおいしく食べられます。
ほどよく熟していれば、皮は手で簡単にむけることもあります。気にならなければ、うぶ毛を洗い落として皮ごと食べてもOK。また、丸ごと冷凍保存したものは、流水をかけると皮がするっとむけます。
加納岩白桃の旬(出回り時期)
加納岩白桃が多く出回るのは7月上旬から中旬頃です。
加納岩白桃の主な産地
出典:農林水産省統計
加納岩白桃の作付面積のトップは山梨県です。作付面積は約92.3ヘクタールで、70%以上の割合を占めています。2位は約19.3ヘクタールの岡山県。3位は約5.3ヘクタールの香川県です。
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