肥後グリーンの特徴

「肥後グリーン」は果肉が緑色のネット系青肉メロンです。奈良県の株式会社松井農園が開発した品種で、おもに熊本県で栽培されています。大玉で果皮はやや濃い目の緑色。表面に細かいネット模様が出ますが、網目が粗いものもあります。

果肉は甘味が強く、完熟すると果汁が豊富でとろけるような舌触り。糖度は高いですが甘過ぎず、すっきりとした心地よい味わいです。

肥後グリーンの選び方（見分け方）

肥後グリーンは網目が粗くてもおいしいですが、なるべくネットが細かく重量感のあるものがおすすめです。買ってすぐに食べたいなら、かたいものよりもお尻の部分に少し弾力を感じるものを選びましょう。ツル付きの場合は、ツルの片方がしおれてきたら熟してきた合図です。

肥後グリーンの保存方法

かたくて完熟していないものは風通しのよい常温で2～3日ほど置いておきましょう。追熟が進むとお尻の部分に少し弾力を感じるようになります。ツルが付いているものは、熟すにつれてツルが枯れてくるのでこの点をチェックしてください。

食べ頃になったら冷蔵庫で冷やして食べましょう。カットしたものは種を出してラップで包んで冷蔵庫へ。

肥後グリーンの食べ方

半分に切って種を出し、さらに1/4サイズまたは1/8サイズにカットします。スプーンで食べる場合は、そのまますくって食べましょう。フォークで食べる場合は、皮と果肉の間にナイフを入れて切り離し、縦にひと口サイズに等分して食べます。

肥後グリーンの旬（出回り時期）

肥後グリーンが収穫されるのは5月頃から7月頃で、出荷のピークは5月下旬から6月頃です。

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