正光錦 サクランボ(桜桃)
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正光錦の特徴
「正光錦(せいこうにしき)」は福島県で誕生したさくらんぼです。福島県伊達市の佐藤正光氏が「香夏錦(こうかにしき)」の自然交雑実生を発見して育成しました。品種登録されたのは1987年(昭和63年)。登録は株式会社福島天香園によって行われています。
果実はやや大きめの短心臓形で、果皮は黄色い地に鮮やかな赤色が着色。収穫時には7~8gほどになり、果汁が多めで酸味が少なく、しっかりと甘味が感じられます。また、乳白色の果肉は適度なかたさがありますが、農園によってはやわらかくなることもあるようです。
正光錦の選び方(見分け方)
果皮がつやつやとしていて張りがあり、軸が太めできれいな緑色のものを選びましょう。傷や斑点があったり、軸が茶色くなっているものは避けます。
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正光錦の保存方法
日の当たらない冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。乾燥防止のため、パックごと新聞紙などで包んでポリ袋に入れておくとよいでしょう。あまり日持ちしないので、2~3日を目安に消費します。
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正光錦の食べ方
軽く冷やして食べるほか、種を取り除いてパンケーキやタルトにのせたり、ジャムに加工してもおいしいです。ジャムにする場合は、砂糖とレモン汁を入れて弱火で煮るだけ。また、パイ生地にジャムをたっぷりはさんで焼くと、甘酸っぱいチェリーパイになります。
正光錦の旬(出回り時期)
正光錦が多く出荷される時期は6月です。
正光錦の主な産地
出典:農林水産省統計
正光錦は山形県で栽培が行われています。作付面積は約19.7ヘクタールです。
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