キウイフルーツ Kiwifruit

  • ヘイワード(アメリカ産)

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  • ゴールドキウイ

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  • 香緑

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  • 讃緑

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  • さぬきゴールド

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  • レインボーレッド

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  • アップルキウイ

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  • ベビーキウイ

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  • ゴールデンイエロー

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  • サンゴールド

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  • ジャンボイエロー

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  • ジンタオ

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  • スウィートグリーン

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  • ゴールデンキング

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  • 東京ゴールド

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  • アボット

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  • 紅妃

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  • 香粋

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  • グレイシー

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  • モンティ

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  • イエロークイーン

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  • さるなし

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  • キウイフルーツ(蕾)

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  • キウイフルーツ(雄花)

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  • キウイフルーツ(雌花)

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  • キウイフルーツ(幼果)

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  • キウイフルーツ

    キウイフルーツ

  • キウイフルーツ

    キウイフルーツ

  • キウイフルーツ

    キウイフルーツ

基礎データ DATA

キウイの旬(出回り時期)

※これはキウイの出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 年間卸売総量(2015年)を参考にしています

キウイの概要

キウイフルーツの果実

ビタミンCが豊富でさわやかな甘酸っぱさが人気のキウイフルーツ。果肉が緑色のグリーンキウイと、果肉が黄色のゴールドキウイが大半を占めますが、果肉に赤みがさすものや、小さなベビーキウイなどもあります。国内では一年中出回っていて、4月~12月頃には外国産、12月~4月頃は国内産のキウイフルーツが店頭に並びます。日本で流通している輸入キウイフルーツの多くはニュージーランドで作られたものです。

キウイの歴史

キウイフルーツの果実 キウイフルーツの花

キウイフルーツの原産は中国の南部で、別名「チャイニーズ・グーズベリー」ともいいます。中国ではかなり昔から存在していましたが、栽培はほとんど行われていなかったようです。そして1904年に中国を訪れた女性旅行者によってキウイフルーツの種がニュージーランドに持ち込まれ、農夫達により品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。

その後50年ほどでニュージーランドのキウイフルーツは生産量が安定し、輸出されるまでになりました。その際、外国にアピールするため「チャイニーズ・グーズベリー」を改め「キウイフルーツ」と命名。名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」から来ているともいわれていますが、定かではありません。なお日本に登場したのは1960年代で、日本でも比較的栽培しやすいことから国内でも生産されるようになりました。

キウイの見分け方(選び方)

見分け方

きれいな楕円形で、果皮にまんべんなくうぶ毛が付いているものが良品です(※品種によってうぶ毛がないものもあります)。果皮の色は、濃すぎるものよりも明るい薄茶色のものがよく、軽く握ったときにやわらかさを感じれば食べ頃です。果皮に傷があるものやへこみのあるものは味が落ちているので避けましょう。

キウイの保存方法

糖度分布

かたくて未熟なキウイフルーツは常温で追熟させる必要があります。乾燥を防ぐためポリ袋に入れて(密封はしません)、20度前後の部屋に置いておきます。その際、りんごと一緒に袋に入れると早くやわらかくなります。指で軽く押して弾力を感じれば食べ頃。熟したキウイフルーツは冷蔵庫で2~3時間冷やすとよりおいしく食べられます。

なお完熟のキウイフルーツは果肉がエメラルドグリーンをしていますが、食べ頃を過ぎると果肉が変色するので注意してください。

イラストはキウイフルーツの糖度分布です。キウイフルーツは枝に付いていた部分よりお尻(果頂部)のほうが少し甘味が強くなる傾向にあります。

キウイの栄養と効能

おもな栄養成分(可食部100g中)

ビタミンC(69mg)、カリウム(290mg)、食物繊維総量(2.5g)

注目成分

アクチニジン

期待される効能

風邪予防高血圧予防動脈硬化予防脳梗塞予防心筋梗塞予防がん予防便秘改善、美容効果

キウイフルーツはビタミンCが多いので風邪予防に効果的です。カリウムも多く含んでいるので高血圧や動脈硬化の予防効果が期待できるでしょう。また、がんの要因となる変異原生を抑える効果もあり、がん予防にも期待されています。

食物繊維量も多く含むので便秘改善にも有効。豊富に含まれるビタミンCとの相乗効果で美容効果もあります。

キウイフルーツに含まれている「アクチニジン」は、肉をやわらかくするタンパク質分解酵素で、消化を促進する効果があります。

より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。

キウイの種類

ヘイワード

ヘイワード

店頭で見かけるグリーンキウイの多くがこの「ヘイワード」という品種です。果皮が薄茶色でうぶ毛があり、重さは100g前後。果肉は熟すときれいな緑色になります。ヘイワードは甘味と酸味のバランスがよく、種のプチプチとした食感もさわやかさを感じさせます。ニュージーランド産は5~12月頃、国内産は11~5月頃に出回ります。

ゼスプリゴールド(ホート16A)

ゼスプリゴールド(ホート16A)

ニュージーランドのゼスプリ社が開発した果肉が黄色くて甘味が強いキウイです。正式な品種名は「ホート16A」で、「ゴールドキウイ」ともいわれます。酸味が少ないので、酸っぱいのが苦手な人におすすめ。サイズは100g前後でうぶ毛はほとんどなく、やや細長くて先端部(果頂部)は絞ったような形をしています。なおゼスプリゴールドは、ゼスプリ社と契約している愛媛県や佐賀県でも生産されています。

レインボーレッド

レインボーレッド

黄緑色の果肉の中央に赤い色素が入るキウイです。静岡県の小林氏が中国系キウイを育成したもので、「有限会社コバヤシ」によって商標登録されています。サイズはやや小ぶりでうぶ毛がなく、酸味が少なくて甘いのが特徴。似たものに「紅鮮」というものがあります。収穫時期は10月頃から。

香緑(こうりょく)

香緑(こうりょく)

「ヘイワード」の自然交雑から誕生し、1987年(昭和62年)に品種登録されました。形はやや細長い円筒形で、果皮にはうぶ毛が多く、果肉は濃いエメラルドグリーンをしています。酸味は少なくて糖度は15~18度くらいと甘く、大きさは100g前後です。収穫時期は11月頃からで、香川県のほか山梨県や静岡県でも栽培されています。

さぬきゴールド

さぬきゴールド

香川県で誕生し、2005年(平成17年)に登録された品種です。親はアップル系キウイフルーツ×中国系キウイフルーツ「FCM-1」で、サイズは160~180gと大きく果肉が黄色いのが特徴。糖度は16~18度と高く、甘くて風味も豊かです。うぶ毛は少なめで、果実はリンゴのような丸みを帯びています。収穫は10月中旬頃からですが、生産数はそれほど多くありません。

讃緑(さんりょく)

讃緑(さんりょく)

「香緑」と中国系キウイフルーツを掛け合わせたもので、先が少しとがった砲弾形をしています。香川県生まれで1999年(平成11年)に品種登録されました。果肉は黄緑色で甘味がとても強く、糖度は「香緑」に劣らず17~18度にもなります。サイズは100g前後で、うぶ毛はほとんどありません。11月頃から収穫されますが、生産量が少ないため、店頭ではあまり見かけることはないでしょう。

アップルキウイ

アップルキウイ

「魁蜜(かいみつ)」という品種で、リンゴのような形をしています。果肉は未熟なときは緑色で、熟すと黄緑~黄色になります。果重は150g前後と大きめで、酸味は少なく多汁で甘さも十分。うぶ毛がないので皮がむきやすいのも魅力です。おもに静岡で栽培されていて、10月中旬頃から出回ります。

ベビーキウイ

ベビーキウイ

長さが2~3cm前後の小さなキウイで、おもにアメリカやチリから輸入されます。果皮は緑色でうぶ毛がなく、とても薄いのでそのまま食べることが可能。ただ皮には酸味があるので、苦手な人はぶどうのように果肉だけ食べるとよいでしょう。香川産のミニキウイ「香粋(こうすい)」も注目の品種です。なお、いずれも「サルナシ」に分類されます。

スウィートグリーン

スウィートグリーン

ニュージーランドのゼスプリ社で開発されたグリーンキウイ。日本では2011年頃から流通しています。果肉が黄緑色で甘味が強く、ジューシーでソフトな口当たり。従来のグリーンキウイ(ヘイワード)より酸味がおだやかです。うぶ毛は短め。6月頃から出荷されます。

サンゴールド

サンゴールド

ニュージーランドのゼスプリ社が開発した新しいゴールドキウイです。果汁が豊富で糖度が高く、酸味はさわやか。酸味が苦手な子どもにも食べやすい甘いキウイフルーツです。俵型でうぶ毛はありません。

各地の年間収穫量 キウイ

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

また、ページ上部の「基礎データ」にある「おもな産地」の数値は、下表の割合(シェア)を四捨五入したものです。

出典:農林水産省統計

2015年のキウイの収穫量のうち最も多いのは愛媛県で、約6,820トンの収穫量があります。2位は約4,350トンの収穫量がある福岡県、3位は約3,740トンの収穫量がある和歌山県です。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2015年のキウイの栽培面積は約2,090ヘクタール。収穫量は約2万7,800トンで、出荷量は約2万3,800トンです。

品種ごとの作付面積

出典:農林水産省統計

2013年のキウイの作付面積は、1位はヘイワードで約1,284ヘクタール。ヘイワードだけで全体の80%以上を占めています。2位はゼスプリゴールドで約100ヘクタール。3位はレインボーレッド、4位は香緑となっています。

キウイの輸入先と輸入量

出典:財務省統計

キウイは4か国から輸入されています。輸入先トップはニュージーランドで輸入量は約8万8,097トン、全体の90%以上を占めています。2位はチリの約2,067トンで全体の約2%程度です。3位はアメリカの約1,874トン。4位は約1,154トンの韓国と続きます。

キウイの輸出先と輸出量

出典:財務省統計

日本産のキウイは香港と台湾へ輸出されています。香港への輸出量は約16.8トンで、全体の50%以上を占めています。台湾への輸出量は約15.7トンで、全体の50%近くを占めています。

年別輸出入量

出典:財務省統計

キウイは輸入と輸出が行われています。2016年の輸入量は約9万3,191トンで輸入額は約311億8,242万円。輸入量は前年と比べると1万4,543トン(約18%)増加しています。また、輸出量は約32.5トンで輸出額は約3,106万円。輸出量は前年と比べると20.4トン(約39%)減少しています。

主要生産国(上位5か国)

出典:FAOSTAT(2014年)

キウイフルーツ生産の上位5か国は、中国、イタリア、ニュージーランド、チリ、ギリシャです。1位の中国の生産量は年間約184万トンで全体の約53%を占めています。2位のイタリアは年間約50万6,958トンで全体の約15%、3位のニュージーランドは年間約41万746トンで全体の約12%です。

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