北光(水門) サクランボ(桜桃)
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
北光(水門)の特徴

「北光(ほっこう)」は、明治時代に北海道小樽市の農園で偶発実生として発見されたさくらんぼです。当初は農園主の名前から「藤野」と名付けられましたが、のちに「北光」と命名されました。
また、北光には「水門(すいもん)」という別名があります。これは北光が発見された農園が水源地の水門近くだったことが由来です。北海道では古くからこの名前で親しまれていて、出荷時にも水門の名前がよく使用されています。
北光の果実は、お尻の部分がややとがった短いハート形。果皮は色づきがよく、黄色い地色に濃い赤色が着色します。果肉はやわらかめで糖度が高く、適度に酸味もあり濃厚な味わい。7月上旬から中旬が収穫シーズンです。
北光(水門)の選び方(見分け方)

軸が緑色で果皮にツヤがあるものを選びます。軸が茶色くなったものや、表面に傷や黒っぽい斑点があるものは鮮度が落ちているので避けましょう。また、北光は色づきのよい品種なので、なるべく全体が鮮やかな紅色のものがおすすめです。
サクランボ(桜桃)のページに戻る
北光(水門)の保存方法
乾燥しないようポリ袋などに入れて冷暗所で保存するか、キッチンペーパーなどで包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。さくらんぼは低温や極端な温度変化に弱いため、冷やしすぎに注意しましょう。
サクランボ(桜桃)のページに戻る
北光(水門)の食べ方

常温のものは、1~2時間ほど冷蔵庫の野菜室で冷やすか、さっと冷水にさらしてから食べるとおいしく味わえます。
量が多くて食べきれないときは、軸と種を取り除いてジャムにしてみるとよいでしょう。砂糖とレモン汁を入れて弱火でコトコト煮ると、色鮮やかなさくらんぼのジャムができあがります。北光にはほどよい酸味もあるので、甘酸のバランスのとれた味が楽しめます。
北光(水門)の旬(出回り時期)
北光(水門)が多く出荷されるのは7月上旬から中旬頃です。
北光(水門)の主な産地
出典:農林水産省統計
北光(水門)は北海道で栽培が行われています。作付面積は約84.5ヘクタールです。
統計データを公表していない都道府県はこのランキングに入っていませんのでご注意ください
果物統計のページに移動