きらぴ香 イチゴ

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基礎データ DATA

  • 親の組み合わせ:出願者所有の育成系統どうしを交配
  • 品種登録年:2017年(平成29年)

きらぴ香の特徴

きらぴ香

「きらぴ香」は静岡県生まれのいちごです。静岡県農林技術研究所において1996年(平成8年)に育成が開始され、2017年(平成29年)に品種登録されました。誕生するまでに何度も交配・選抜を重ねていますが、元をたどれば同じ静岡県生まれの「紅ほっぺ」や「章姫」の血を受け継いでいます。

きらぴ香はサイズが大きく、やや長めの円錐形をしています。果皮は濃い赤色でツヤツヤとしていて、果肉の断面は淡い赤色。果肉はかためで香りがよく、果皮もしっかりとしています。甘味は紅ほっぺと同じくらいで、酸味は紅ほっぺよりも少なめ。食味のよいいちごです。

静岡県いちごのラインナップが充実

静岡県のいちごとしては、長年章姫や紅ほっぺが人気を牽引してきましたが、きらぴ香が仲間入りしたことで、さらにブランドの幅が広がりました。ちなみに、きらぴ香という名前は、きらきらとした宝石のような輝きで、甘くフルーティな品のよい甘味と香りを持つことが由来だそうです。

きらぴ香の選び方(見分け方)

きらぴ香

全体が赤色に染まっていて、果皮にツヤと張りがあるものがおすすめ。きらぴ香はやや長めの円錐形なので、なるべく形の整ったものを選ぶとよいでしょう。

葉がしんなりとしているものや、果皮が乾燥しているものは鮮度が落ちています。また、パックの下からもチェックして、白い部分が目立つ果実が入っていないかも確認しましょう。

きらぴ香の保存方法

乾燥しないようにポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。きらぴ香は日持ちがよいほうですが、2~3日を目安になるべく早く食べきるようにしましょう。

なお、水に濡れたまま置いておくと傷みやすくなるので、水洗いは食べる直前にします。

きらぴ香の食べ方

きらぴ香

いちごは葉に近い部分よりも先端のとがった部分のほうが糖度が高いです。きらぴ香は大粒のものが多いので、食べる時は葉を取って上のほうから先端に向かって食べるとよいでしょう。こうすれば甘味がより強くなっていきます。

きらぴ香は光沢があってきれいな縦長の円錐形なので、パフェやケーキのトッピングにしても見栄えします。

きらぴ香の旬(出回り時期)

きらぴ香は11月下旬頃から4月頃まで収穫されます。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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