安芸クイーン ブドウ(葡萄)
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基礎データ DATA
安芸クイーンの特徴
「安芸(あき)クイーン」は、両親が巨峰で、自家受粉した巨峰の実生から育成されました。農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で誕生し、1993年(平成5年)に品種登録されています。
果皮は鮮紅色で果肉は適度にしまり、果汁が豊富。甘みが強く、酸味は控えめで香りがよい赤系ぶどうです。粒のサイズは13~15gと巨峰と同じくらい。房の重さは250~400gくらいになります。食味がよく日持ちもよいのが魅力です。
安芸クイーンの選び方(見分け方)
安芸クイーンは鮮やかな紅色なので、房全体が紅色に着色しているものを選びましょう、粒が大きくて果皮に張りがあり、みずみずしさを感じるかどうかも要チェック。軸が青く、果皮に白っぽい粉(ブルーム)が付いているものは新鮮な証拠です。
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安芸クイーンの保存方法
乾燥しないようにラップや新聞紙で包むか、ポリ袋に入れるなどしておきます。涼しい冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く食べましょう。
長く持たせたい場合は、冷凍も可能です。冷凍する場合は、粒を軸から外し(できれば軸を少し残すようにハサミでカット)保存用袋などに入れて冷凍庫へ。
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安芸クイーンの食べ方
安芸クイーンは皮が厚めなので皮をむいて、果肉だけを食べます。皮をむくときは、軸側の穴からではなく、軸とは反対側にナイフで十字に切り込みを入れて、そこからむくと比較的むきやすくなります。
皮をむくのが面倒であれば、果肉を押し出して食べてもOKですが、少し皮離れが悪いこともあります。
安芸クイーンの旬(出回り時期)
安芸クイーンが出回るのは8月下旬頃からです。
安芸クイーンの主な産地
出典:農林水産省統計
安芸クイーンの作付面積のトップは岡山県です。作付面積は約6.5ヘクタールで、全体の約22%を占めています。2位は約4.6ヘクタールの山形県。3位は約4.3ヘクタールの広島県です。
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