まりひめ カンキツ類

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基礎データ DATA

まりひめの特徴

まりひめ

「まりひめ」は、親が「クレメンタイン(クレメンティン/クレメンチン)」と「南柑20号」で、JA全農えひめが育成した愛媛県のオリジナル品種です。2005年(平成17年)に品種登録されました。

糖度が高めでほどよい酸味があり、オレンジのような香りを持ちます。果肉はやわらかく、果汁は多め。サイズは150~250gほどで、手で皮がむけて袋ごと食べることが可能です。手軽に風味豊かな甘酸っぱさが楽しめます。

まりひめの選び方(見分け方)

まりひめ

果皮がきれいなオレンジ色に染まり、なめらかで張りがあるものがよいでしょう。また、ふっくらとして重量感のあるものがおすすめです。皮がしなびているものや、水分が減って軽いものは避けましょう。

まりひめの保存方法

風通しのよい冷暗所で保存します。5日~1週間くらいは日持ちしますが、徐々に酸味や水分がが抜けて食味が低下していくので、なるべく早く食べることをおすすめします。ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、少し日持ちがよくなります。

まりひめの食べ方

手でむけます 袋(薄皮)ごと食べられます

まりひめの皮は手で簡単にむくことができます。じょうのう膜(薄皮)も薄く、みかんのように袋ごと食べられます。種なしのものありますが、時々種が入っていることもあります。

まりひめは甘酸のバランスがよいので、生食のほかにジャム(マーマレード)やゼリー、ジュースなどにしてもよいでしょう。

まりひめの旬(出回り時期)

まりひめは12月下旬頃から2月頃に出回ります。現在のところ愛媛県だけで栽培されています。

各地の年間収穫量 まりひめ

出典:農林水産省統計

まりひめは愛媛県で栽培されています(愛媛県以外の統計データはありません)。2021年の収穫量は約35トンとなっています。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2021年のまりひめの栽培面積は約8ヘクタール。収穫量は約35トンで、出荷量は約33トンです。

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