フレミッシュ・ビューティ 西洋ナシ(西洋梨)
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フレミッシュ・ビューティの特徴
「フレミッシュ・ビューティ(Flemish Beauty)」は1800年代初めにベルギーで発見された西洋梨です。日本へは明治時代に伝わりました。
ヨーロッパでは「フォンダント・デ・ボア(Fondante de Bois)」とも呼ばれるそうです。日本では、「日面紅(ひめんこう)」という別名がありますが、これは日の当たった部分が赤く染まることから来ています。
サイズは450g前後と大きめで、甘くてさわやかな酸味があり、特有の芳香を持ちます。多汁で果肉はやわらかく、食味のよい上品な味わいです。
フレミッシュ・ビューティの選び方(見分け方)
ずっしりとして皮にキズがないものがおすすめ。果皮が少し黄色みがかり、香りが強くなったら食べ頃です。すぐに食べるなら黄色っぽいもの、しばらく置いておく場合は緑色のものを選びましょう。
果皮に茶色いサビが出ることもありますが、あまり気になくてもよいでしょう。また、果皮が赤く染まっていなくても問題ありません。
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フレミッシュ・ビューティの保存方法
果皮が緑色でかたいものは、しばらく涼しい場所(15~20度くらい)で保存して追熟させましょう。果皮がやや黄色みを帯びて芳香が出てきたら冷蔵庫の野菜室へ。完熟したものは早めに食べるようにしてください。
フレミッシュ・ビューティは皮があまり黄色くならなくても、香りがしてきたら熟していることもあります。熟しすぎると粉っぽくなるなど食味が悪くなるので、香りなどをこまめにチェックして過熟にならないよう注意しましょう。
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フレミッシュ・ビューティの食べ方
西洋梨はりんごや梨と同じ感覚で食べるとよいでしょう。皮をむいて4等分または8等分にカットして、芯を取ればOK。
タルトやケーキにのせたり、ジャムやコンポート、スムージーなどに利用できます。
フレミッシュ・ビューティの旬(出回り時期)
フレミッシュ・ビューティーは10月頃に出回ります。主に青森県や秋田県などで栽培されています。
フレミッシュ・ビューティの主な産地
出典:農林水産省統計
フレミッシュ・ビューティは青森県で栽培が行われています。作付面積は約9.7ヘクタールです。
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