ゼネラル・レクラーク 西洋ナシ(西洋梨)
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ゼネラル・レクラークの特徴
「ゼネラル・レクラーク」は1950年にフランスのパリ郊外で発見された西洋梨です。親は分かっていませんが、「ドワイエンヌ(ドワイエネ)・デュ・コミス」の自然交雑実生ではないかと考えられています。日本へは1970年代後半に導入されました。
果実は350~550gくらいと大きめで、未熟なうちは皮の色が緑色ですが、熟すと黄色くなります。果皮に茶色いサビが出やすく、完熟すると黄褐色になるものが多いです。
果肉は緻密で果汁が多く、なめらかな口当たり。心地よい芳醇を持ち、甘みの中にさわやかな酸味があり、優れた食味です。
ゼネラル・レクラークの選び方(見分け方)
重みがあり、皮にキズが付いていないものがおすすめです。ゼネラル・レクラークの食べ頃は、果皮の色である程度は判断ができます。緑色だとまだ熟していないので、すぐに食べる場合は黄色~黄褐色のものを選びましょう。
また肩の部分にやわらかさを感じたり、よい香りが漂ってきたり、軸が茶色く枯れたようになっていると熟した合図です。これらの点もチェックしてみてください。
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ゼネラル・レクラークの保存方法
まだ熟していないものは新聞紙などで包んで、直射日光の当たらない涼しい場所(15~20度くらいが目安)で保存。徐々に追熟が進み、果皮が黄色くなってきます。熟したらポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。
完熟すると日持ちしないので早めに食べてください。
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ゼネラル・レクラークの食べ方
皮をむいてりんごのように芯を取り、4等分もしくは8等分にして食べるとよいでしょう。完熟したゼネラル・レクラークは、ナイフを入れるとスッと切れます。
風味がよいので、タルトやケーキなどにのせてもおいしく食べられます。量が多いときはコンポートやジャムなどにしてもよいでしょう。
ゼネラル・レクラークの旬(出回り時期)
ゼネラル・レクラークは10月頃から出回ります。
ゼネラル・レクラークの主な産地
出典:農林水産省統計
ゼネラル・レクラークの作付面積のトップは青森県です。作付面積は約33.7ヘクタールで、80%以上の割合を占めています。2位は約5ヘクタールの山形県。ゼネラル・レクラークの作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。
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