タカミメロン メロン
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基礎データ DATA
- 生い立ち:1990年(平成2年)発表
タカミメロンの特徴
「タカミ」メロンは果肉が緑肉のネット系ハウスメロンです。1990年(平成2年)に園芸植物育種研究所より発表されました。「アムス」や「アールス」「ロッキーフォード」、台湾から導入した品種などの交雑により育成されたそうです。
形は円形からやや楕円形で、皮を覆う網目は盛り上がりが浅くて細め。果肉はきれいな黄緑色で、果汁を豊富に含んでいてなめらかな口当たりです。甘味が強くて香りもよく、まろやかな甘さが楽しめます。
漢字で「貴味メロン」と表記されることもあります。
タカミメロンの選び方(見分け方)
なるべく網目模様がしっかりとしていて、持ったときに重量感のあるものがおすすめです。店頭に並んでいるものは基本的に完熟前で果肉がかためなので、すぐに食べたい場合は追熟が進んだものを選びましょう。お尻の部分をそっと押して弾力を感じるものや、甘い香りが漂うものは食べ頃です。
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タカミメロンの保存方法
果肉がかたいものは食べ頃になるまで常温で保存します。食べ頃になったものは冷蔵庫で保存しましょう。タカミメロンは6月から7月の高温多湿の時期に出荷されますが、追熟させるときは直射日光を避けて風通しのよい場所を選んでください。
半分にカットしたものは種を取り出してラップで密封し、冷蔵庫で保存し早めに食べましょう。
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タカミメロンの食べ方
縦半分にカットして種を取り除き、それをさらに半分に切って食べるとよいでしょう。ただ、メロンは皮に近いほど糖度が低くなるため、スプーンで食べると徐々に甘みが少なくなっていきます。
最後まで甘味を楽しみたい場合は、果肉と皮の境目にナイフを入れて切り離しておき、縦にひと口サイズにカットするとよいでしょう。こうすれば甘味が均等に行き渡ります。
タカミレッド(赤肉タカミメロン)
「タカミレッド」は果肉がオレンジ色のタカミメロンです。タカミメロンと同じ園芸植物育種研究所が開発し、2010年(平成22年)に発表しています。タカミレッドは果皮が薄いため可食部が多く、糖度が高くて食味がよいのが特徴。なお、外観だけでは緑肉のタカミメロンと区別がつかないので、「タカミレッド」と書かれたシールが貼られているかをチェックしましょう。
アーバンデリシャス(つがりあんメロン)
青森県では「つがりあんメロン」として、いくつかのブランドメロンを出荷しています。その1つに「アーバンデリシャス」というメロンがありますが、これは品種がタカミだそうです。肉厚で糖度が高く日持ちも良好。出荷時期は7月上旬から9月上旬です。
タカミメロンの旬(出回り時期)
タカミメロンの旬は5月頃から8月頃まで。6月、7月頃が出荷の最盛期です。
参考:東京都中央卸売市場
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