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登録日:2026年4月5日
これは佐賀県で栽培されている「ひぜんユース」という柑橘です。あまり聞きなれない名前ですが、正式な品種名は「佐賀果試35号」といい、佐賀県のオリジナル柑橘「にじゅうまる」と同じ品種になります。
ではなぜ名前が違うのかというと、糖度や酸度など一定の基準をクリアしたものはにじゅうまるのブランド名で、基準に達しなかったものはひぜんユースとして出荷されているからです。基準に関しての具体的な数値は不明ですが、味の違いを確認するべくこの2種類を食べ比べてみることに。
ちなみに、ひぜんユースはかつて「ひとつまる」の名で売られていましたが、2023年頃に今の名前に変更されたようです。このひぜんユースという名前には「肥前国、荒削りの輝く原石」という意味があるのだそう。
佐賀果試35号の来歴としては、親の組み合わせが「西之香(にしのかおり)」と「太田ポンカン」で、品種登録されたのが2017年(平成29年)。果実はみかんのような扁球形で、重さは250g~300gほどあり、甘味が強くて酸味がやさしく、袋(じょうのう膜)も薄くて食味に優れます。
さて、これらは3月中旬に入手したもので、ひぜんユースはサイズが約300~360gと大玉(※写真右)。1房の長さが6.5cmほどもあります。そしてにじゅうまるのほうは約240~280gとこちらは平均的なサイズでした(※写真左)。どちらも皮は薄くてやわらかく、少しちぎれそうになったものもありましたが、みかんのように手でむくことができます。
そして半分にカットしてみると、断面はどちらも二重カラーでした(※写真上がにじゅうまる、下がひぜんユース)。さすがに同品種だけあって同じ特徴が出ています。味のほうは、どちらも果肉がプリプリとしていて、甘味が強く、酸味がおだやかで多汁。糖度はひぜんユースが15~16度、にじゅうまるが18度以上と確かににじゅうまるのほうが高くて味が濃かったです。でもお手頃価格のひぜんユースも食べ応えがあって十分おいしく感じました。
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