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登録日:2023年10月1日
これは新潟県で育成された新しい青梨「新碧」です。読み方は「しんみどり」といい、名前にある「新」は新潟の新と新品種の新、そして「碧」は果皮の緑色が由来だそう。育成を行ったのは新潟県農業総合研究所園芸研究センターで、2021年に品種登録の出願がなされています。
親の組み合わせは「瑞秋」と「平塚16号」で、母親である瑞秋は「おさ二十世紀」の自殖実生から生まれた青梨。そして父親の平塚16号は通称「かおり(かおり梨)」として流通している大玉の青梨です。
新碧は果実が600gほどと大きいことが特徴なのですが、これは父親のかおり梨が大玉であることが影響していると思われます。また、味のほうは酸味が弱く甘味が強くて食味良好。収穫時期は9月中旬から10月上旬となっています。
ちなみに多くの梨は異品種の花粉を人工授粉する必要がありますが、新碧は自分の花粉だけで着果する自家和合性を持ちます。これは母親の瑞秋(その親のおさ二十世紀も)が持つ性質なので、それがしっかりと継承されたようですね。自家和合性であれば人工授粉の手間が省けるので、生産者にとっては大きなメリットになります。
さて、今回購入した新碧2玉は果皮が黄緑色で、サイズは約500g、もう1個は約420gでした。表面には少しサビが見られますが、幅広の円形でふっくらとしています。実際に食べてみると、とにかくシャキシャキのシャリシャリで歯ごたえが素晴らしく、果汁も滴ってくるほど豊富です。酸味がおだやかで甘味がダイレクトに舌に伝わり、それでいてさわやかな風味もあってじつに美味。今はまだ流通量が少ないですが、今後見かけることが増えそうですね。
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読売新聞の記事 10月1日
NHKニュースの記事 10月1日
CBC newsの記事 10月1日
OHK岡山放送の記事 10月1日
NHKニュースの記事 10月1日
佐賀新聞の記事 10月1日
TBS NEWS DIGの記事 10月1日
AFPBB Newsの記事 10月1日
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