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登録日:2025年12月22日
温州みかんはブランド名や産地名などで売られていることが多いですが、ときどき品種名が書かれていることもあります。先日、直売コーナーで「松山早生」が売られていたので購入してみました。
調べてみたところ昭和28年頃からある愛媛県松山市生まれの古い品種で、昭和30~40年代はけっこう作られていたのだそう。現在は生産量こそ減ったものの、愛媛県のほか栃木県や鹿児島県などで栽培されていて、2022年(令和4年)の品種別作付面積ランキングは56位(約39ヘクタール)となっています。
松山早生は甘味の中に適度な酸味があり、収穫時期は11月。これは少し貯蔵されていたものなのか12月中旬に入手できました。ちなみに松山早生の枝変わりとして、収穫期の早い極早生種「崎久保早生」や「金沢早生」などが生まれています。
さて、今回入手した松山早生は静岡県産で、サイズは100g前後で大きめのものは約130g。果皮はやや薄くて実との間に隙間はなく、果皮の表面の点々(油胞)がくっきりと細かく出ています。また果実はやや腰高の扁球形で、果肉(さじょう)は色濃く果汁が豊富で緻密です。
パっと見た感じ「当たりかも」と思って食べてみると、予想以上のおいしさでした。糖度は高い部分で17~18度くらいあり、この甘さにほどよい酸味が加わって理想的なみかんの濃い味に仕上がっています。袋(じょうのう膜)も薄めでみずみずしさもあり、味も食感も大満足でした。
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JAcomの記事 12月21日
JAcomの記事 12月21日
丹波新聞の記事 12月21日
CBC newsの記事 12月21日
JA全農ウィークリーの記事 12月21日
日刊建設工業新聞の記事 12月21日
朝日新聞の記事 12月18日
KBCニュースの記事 12月18日
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