雪うさぎ イチゴ

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基礎データ DATA

  • 品種登録年:2014年(平成26年)

雪うさぎの特徴

雪うさぎ

「雪うさぎ」は佐賀県の井手重夫氏によって育成され、2014年(平成26年)に品種登録された白いちごです。果実の平均果重は35gと大玉で、光沢のある円錐形。果皮は基本的に白ですが、シーズン後半になるとピンク色に染まりやすくなります。

果実は甘くフルーティな香り

中の果肉はきれいな白色で、甘味があって酸味は少なめ。ほんのり桃のようなフルーティーな香りがするのも特徴です。雪うさぎという名前の由来は、いちごのつぶつぶ(そう果)が赤くなり、まるでうさぎの目のように見えるからだそうです。

そして、果皮がかたいというのも雪うさぎのポイントの1つ。そのため輸送性がよく、日持ちもするので日本各地への発送はもちろん、海外への輸出も行われています。

白いちごとおおきみの自然交配で誕生

詳しい来歴については不明ですが、もともとは育成者が知人からもらった突然変異の白いちごの苗が始まりだそうです。それを商業栽培していた「おおきみ」と自然交配させ、選抜・育成を繰り返すことで誕生しました。

また育成者は雪うさぎのほかに、「天使の実」という白いちごも育成していて、こちらも同時に品種登録されています。天使の実は雪うさぎよりもさらに大きく、果重が平均60gときわめて大玉なのが特徴。果皮は白~ほんのり淡いピンク色で、果実はやわらかく、こちらもフルーティーな風味のいちごです。

収穫シーズンは12月頃から5月頃。気温が暖かくなると、雪うさぎや天使の実の果皮がほんのりピンク色に染まるので、春には「さくらいちご」というブランド名でも販売されます。

雪うさぎの選び方(見分け方)

雪うさぎ

雪うさぎは出回る量が少なく、化粧箱に入っていることも多いので、選ぶ余地はあまりないかもしれません。百貨店や高級スーパーなどではたまに、少量パックに入れて販売していることもあります。

購入する際は、なるべく大粒で丸みがあり、果皮に張りがあるものを選びましょう。基本的に寒い時期は果皮が白く、暖かくなると果皮が少しピンク色になります。

雪うさぎの保存方法

いちごのパックをさらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。雪うさぎは緩衝材入りのパックに並べて入っていることが多いので、その状態のままにしておくとよいでしょう。

雪うさぎは果実がかためなので日持ちはよいとされますが、購入したら早めに食べきります。

雪うさぎの食べ方

流水でさっと洗いそのまま食べて、やさしい甘味と桃のような香りを楽しみましょう。

白くて美しい外観を生かして、タルトやパフェ、ケーキなどに利用してもOK。トッピングでチョコレートをかけたり、赤いいちごと紅白に飾っても見栄えします。

雪うさぎの旬(出回り時期)

雪うさぎは12月頃から5月頃まで出回ります。春に出荷される淡ピンク色の雪うさぎと天使の実は「さくらいちご」というブランド名でも出回ります。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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