べにばえ カンキツ類
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「(林温州・福原オレンジ)No.9」×「アンコール」
- 品種登録年:2008年(平成20年)
べにばえの特徴
「べにばえ」は2008年(平成20年)に品種登録されたタンゴールです。両親の掛け合わせは「(林温州・福原オレンジ)No.9」と「アンコール」。1985年(昭和60年)に長崎県の果樹試験場口之津支場において交雑して育成されました。その後、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構によって品種登録されています。
みかんくらいのサイズで赤橙色
果皮はやや赤みがかった橙色で、表面はなめらか。果実は扁円形をしていて、重さは約150gと温州みかんくらいの大きさです。また果皮は薄く、浮き皮はほとんど発生しませんが、果皮には少しかたさがあります。
香りがよくて甘くてジューシー
収穫時期は12月下旬から1月頃で、果肉は甘味があって酸味は弱く、父親のアンコールのような芳香が感じられます。タネが数個入ることがありますが、薄皮(じょうのう膜)が薄いのでみかんのように袋ごと食べられ、果汁も豊富です。
べにばえの選び方(見分け方)
全体が濃いオレンジ色に染まり、持ったときに重みを感じるものを選びます。また果皮に張りがあるかどうかも要チェック。見た目よりも軽いものや果皮がしなびているものは避けましょう。
カンキツ類のページに戻る
べにばえの保存方法
乾燥と高温を避け、ポリ袋に入れて冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。少し手間ですが、1個ずつ新聞紙などで包んでからポリ袋に入れておくとより乾燥防止になります。
カンキツ類のページに戻る
べにばえの食べ方
べにばえは手でむくことが可能です。ただ果皮が実にぴたっとくっついているので、みかんに比べると少しむきにくいと感じるかもしれません。
薄皮は薄いのでそのまま食べられますが、タネが入っていることがあります。その場合はあらかじめ袋の閉じ口からタネを出しておくとよいでしょう。
べにばえの旬(出回り時期)
べにばえが多く出荷される時期は12月下旬から1月頃です。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。