多摩ゆたか ブドウ(葡萄)

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    多摩ゆたか

基礎データ DATA

多摩ゆたかの特徴

多摩ゆたか

「多摩ゆたか」は東京都生まれの青ぶどうです。東京都調布市の芦川孝三郎氏が、「白峰」の自然交雑実生から選抜して育成し、1996年(平成8年)に品種登録されました。

果皮は黄緑色~黄色をしていて、短楕円の果粒は10~14gほどと大粒。果汁を多く含み、酸味が弱く糖度が高めなのでしっかりと甘味を感じます。果肉は適度にやわらかさがあり、香りは少なくさわやかな風味です。果皮の裂果は少ないですが、日持ちはあまりよくありません。

親品種の「白峰」も同じ育成者

多摩ゆたかの親である「白峰」も芦川氏が作出しています。白峰も青ぶどうですが、こちらは「巨峰」の実生から育成した品種となっています。

ちなみに多摩ゆたかという名前は東京都の多摩地域が由来で、同じく芦川氏が育成した「高尾」も高尾山から名付けられています。

多摩ゆたかの選び方(見分け方)

果皮がきれいな黄緑色で張りがあり、軸が茶色く枯れていないものを選びます。多摩ゆたかは熟度が進むと黄色っぽくなってくるので、酸味の抜けた甘さを味わいたい場合は黄色みのあるものがよいでしょう。

多摩ゆたかの保存方法

購入後はポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室に入れておきます。多摩ゆたかは気温の高い時期に出回るので、室温で長時間置いておくと傷むスピードが速まってしまうので要注意。鮮度のよいうちに早めに食べ切るようにしましょう。

多摩ゆたかの食べ方

多摩ゆたかは果肉を指で押し出して食べることができます。ただし果皮に少し果肉が残りやすいので、1粒ずつ手で皮をむいて食べるほうがより多く味わえます。

多摩ゆたかの旬(出回り時期)

多摩ゆたかは8月下旬頃から収穫されます。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

多摩ゆたかの主な産地

出典:農林水産省統計

多摩ゆたかの作付面積のトップは秋田県です。作付面積は約1.3ヘクタールで、全体の半分以上の割合を占めています。2位は約1ヘクタールの東京都。全体の約43%でこちらも40%以上を占めています。多摩ゆたかの作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。

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多摩ゆたかの写真

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