シナノスマイル ブドウ(葡萄)

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基礎データ DATA

シナノスマイルの特徴

シナノスマイル

「シナノスマイル」は1995年(平成7年)に品種登録された赤ぶどうです。長野県の返町静男氏が「高墨(たかすみ)」の自然交雑実生から選抜、育成しました。

果粒は短い楕円形~円形で15gほどと大きく、果皮は赤色。皮はやや厚めですがむきやすく、「巨峰」のような香りがあります。果肉は果汁を多く含んでいて、甘味が強くて酸味は少なく、食味に優れます。

もとは「夕映」という名前

シナノスマイルは品種登録出願時は「夕映」という名前でしたが、最終的にシナノスマイルになりました。名前にシナノとありますが、長野県以外でも栽培されています。

また、親である高墨は巨峰から優良系を選抜したもので、果皮が墨のように黒くなるのが特徴です。この高墨も返町氏が手掛けています。

果粒がしっかりしていて保存性も良好

栽培面においても裂果が少なくて軸から落ちにくいという特性があり、貯蔵性のよさも大きな魅力となっています。

シナノスマイルの選び方(見分け方)

シナノスマイル

全体が濃い赤色をしていて、果皮に張りがあるものを選びます。軸が茶色くしなびているものは収穫してから時間が経っているので、軸が緑色かどうかも確認しましょう。

果皮の表面に付いている白い粉はブルームという自然の物質で鮮度のよい証拠です。

シナノスマイルの保存方法

乾燥しないようポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。シナノスマイルは日持ちするほうですが、気温の高い場所に長時間置いておくと傷みやすくなるので注意してください。

粒を1つずつキッチンばさみで切って冷蔵保存したり、冷凍しておくという方法もあります。

シナノスマイルの食べ方

シナノスマイルは皮離れがよく、手で皮をむいて食べてもよいですし、粒を指でつまんで果肉を押し出して食べてもOKです。ただし種が入っていることがあるので、気になる場合は半分にカットして取り出しておくと食べやすくなります。

シナノスマイルの旬(出回り時期)

シナノスマイルは9月中旬頃から収穫でき11月上旬頃まで出荷されます。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

シナノスマイルの主な産地

出典:農林水産省統計

シナノスマイルの作付面積のトップは山形県です。作付面積は約3ヘクタールで、全体の半分以上の割合を占めています。2位は約2.7ヘクタールの秋田県。全体の約47%でこちらも40%以上を占めています。シナノスマイルの作付面積に関しては、この2つの地域だけが公表されています。

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