黄華(おうか) ブドウ(葡萄)
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黄華(おうか)の特徴
「黄華(おうか)」は1994年(平成6年)に品種登録された黄緑色のぶどうです。長野県の大村嘉汎氏が「カッタクルガン」と「ヒロハンブルグ」を掛け合わせて育成しました。
果皮が黄緑色~黄色で、果粒は短楕円形。1粒の重さは10g前後あり、大きいものは15gほどになります。糖度が高くて酸味が弱く、マスカットのような芳醇な香りがあり風味豊かな味わいです。
皮ごとパリッと食べられる
黄華は果皮が薄くて歯切れがよく、「シャインマスカット」のように皮ごと食べられるのが特徴。そもそもむこうとしても果皮は果肉から剥離しにくく、手ではきれいにはむくことができません。
ちなみに母親のカッタクルガンは、シャインマスカットの祖母にあたる緑色の欧州ぶどうです。またヒロハンブルグは広田盛正氏が「マスカット・ハンブルグ」と「甲州三尺」を交配して育成した品種で、果皮は赤紫色をしています。
黄華(おうか)の選び方(見分け方)
黄華は熟すと黄緑色になり、さらに熟度が進むと黄色味が出てきます。少し酸味を感じたいなら黄緑色、酸味が抜けたものがよければ黄色いものを選ぶとよいでしょう。
軸が茶色く枯れたものや粒が落ちそうなものは日持ちしません。軸が緑色か、果皮がふっくらとしてみずみずしさを感じるかどうかもチェックしてください。
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黄華(おうか)の保存方法
風通しのよい涼しい場所で保存します。室温が高い場合は、ポリ袋などに入れて野菜室で保存したほうが安心です。
数日かけて食べたいときは、1粒ずつ軸を残すようにキッチンばさみで切り離して冷蔵保存すると長持ちします。
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黄華(おうか)の食べ方
黄華は水洗いをして、そのまま皮ごとパリッと食べましょう。種なしのものが多いですが、種が入っている場合もあるので気を付けてください。タルトやケーキなどに使用するのもおすすめです。
黄華(おうか)の旬(出回り時期)
黄華は9月上旬頃から収穫でき、10月頃まで出荷されます。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。
黄華(おうか)の主な産地
出典:農林水産省統計
黄華(おうか)は長野県で栽培が行われています。作付面積は約5ヘクタールです。
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