高妻(たかつま) ブドウ(葡萄)

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基礎データ DATA

高妻(たかつま)の特徴

高妻

「高妻(たかつま)」は長野県の山越幸男氏が「ピオーネ」と「センテニアル」を交配して育成した大粒の黒ぶどうです。気温がそれほど低くない土地でも着色がよいことが特徴で、1992年(平成4年)に品種登録されました。

果粒は短楕円形で1粒が15g前後と大粒。果皮は紫黒色で糖度が高くて酸味は少なく、巨峰のような香りがあり風味豊かです。房も大きく400gほどになります。

巨峰と父親が同じ

ちなみに母親であるピオーネは主要品種の1つで食味のよい黒ぶどう。そして父親のセンテニアルは「巨峰」の父親品種でもあり、「ロザキ」という緑ぶどうの変異種になります。

高妻(たかつま)の選び方(見分け方)

高妻

高妻は色づきがよいのが特徴なので、なるべく全体が黒っぽくなっているものがおすすめです。栽培する環境によってはやや赤みが残ったものも見られますが、しっかりと成熟していれば十分甘くなります。

高妻(たかつま)の保存方法

高妻

乾燥や高温を避け、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。気温の高い時期から出荷されるので、冷房の効いていない部屋だと鮮度の低下が速まるので注意してください。

長めに保存したい場合は、キッチンばさみで1粒ずつ軸を残すように切り離して冷蔵しておくとよいでしょう。

高妻(たかつま)の食べ方

高妻は「デラウェア」のように口で吸うように食べられないので、1粒ずつ皮をむいて食べましょう。種が入っていることもあります。

高妻(たかつま)の旬(出回り時期)

高妻が出荷される時期は8月下旬頃から10月上旬頃です。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

高妻(たかつま)の主な産地

出典:農林水産省統計

高妻(たかつま)の作付面積のトップは群馬県です。作付面積は約2.4ヘクタールで、全体の約49%を占めています。2位は約1.4ヘクタールの山梨県。全体の約29%でこちらも30%以上を占めています。3位は約1.1ヘクタールの愛知県です。

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