グローコールマン(Gros Colman) ブドウ(葡萄)
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グローコールマンの特徴
「グローコールマン」は果皮が黒くて粒が大きい晩生のぶどうです。一般的なぶどうは夏から秋にかけて収穫されますが、グローコールマンは旬の時期が遅く、10月下旬から12月が成熟期。寒い冬でも食べられるぶどうなので「コタツぶどう」とも呼ばれます。
皮ごと食べられる冬の黒ぶどう
果皮は少し赤みがかった紫黒色で果汁が多く、甘味が強くて酸味はおだやか。皮が薄いので皮ごと食べることも可能です。冬に出回るぶどうは少ないので、贈答品としても利用されています。
岡山県が主産地
ロシアコーカサス地方が原産とされ、もとは「ドドレーラビ(Dodrelabi)」という名前だったそうです。また、グローコールマンのグローは「大きい」、コールマンは「石炭」という意味があるとのこと。
国内の主産地は岡山県で、シェアの9割以上を占めます。成熟までに時間がかかる品種のため、基本的に温室で栽培されています。
グローコールマンの選び方(見分け方)
グローコールマンは黒ぶどうではありますが、栽培環境や気温などの影響でやや赤みがかっていることもあります。贈答用など品質にこだわるなら黒っぽいものがおすすめですが、自分で食べるのであればそれほど黒さを気にしなくてもよいでしょう。
また軸が茶色く枯れていないか、果皮に張りが感じられるかもチェックします。
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グローコールマンの保存方法
ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早めに食べ切るようにします。暖房の効いた部屋に長時間置きっぱなしにすると、鮮度の低下が速まるので注意してください。
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グローコールマンの食べ方
グローコールマンは皮が薄めなので皮ごと食べることもできますが、気になる人は皮をむいて食べるとよいでしょう。皮離れがよくスルッとむくことができます。なお、種ありのものが多いので、半分にカットしておくと食べやすいかもしれません。
グローコールマンの旬(出回り時期)
グローコールマンは冬でも楽しめるぶどうで、出荷されるのは10月下旬頃から1月中旬頃です。
果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。
グローコールマンの主な産地
出典:農林水産省統計
グローコールマンは岡山県で栽培が行われています。作付面積は約7ヘクタールです。
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