サニールージュ ブドウ(葡萄)

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基礎データ DATA

サニールージュの特徴

サニールージュ

「サニールージュ」は食味のよい赤ぶどうで、広島県の果樹試験場安芸津支場において「ピオーネ」と「レッドパール」を交配して選抜、育成して誕生しました。2000年(平成12年)に独立行政法人農業技術研究機構により品種登録されています。

デラウェアの大型のような外観

果皮は赤褐色で、果粒は5~6gくらいの中粒サイズ。一見「デラウェア」を大きくしたような姿をしていますが、サニールージュは1房が300~400gほどあり、デラウェアと比較して2~3倍くらいの重さになります。

甘味の強さと香りのよさは親譲り

果肉はかたく締まっていて果汁が多く、香りがよくて渋味はありません。また糖度が高く酸味が少ないので、甘味をしっかりと感じられます。ちなみに親のピオーネは黒ぶどうで、レッドパールは赤ぶどうなので、味や香りは両親から、果皮の色はレッドパールの性質を受け継いだようです。

サニールージュは基本的に種なしで、皮離れもよくて食べやすい品種といえます。また果肉がしっかりしていて日持ちがよく、輸送性に優れることもポイント。収穫時期は8月中旬頃から9月頃となっています。

サニールージュの選び方(見分け方)

サニールージュ

サニールージュは完熟すると濃い赤紫色になりますが、栽培環境によっては色が薄くなることがあります。色が薄めでも甘味はありますが、なるべく着色のよいものを選びましょう。

鮮度については、果皮に張りがあるか、表面にブルームと呼ばれる白い粉が付着しているか、軸が枯れていないかといった点を確認します。

サニールージュの保存方法

高温の場所に長時間置いたままにすると傷みやすくなるので、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。乾燥しないようポリ袋に入れて、早めに消費するようにします。

サニールージュの食べ方

サニールージュ

サニールージュは皮離れがよくて種もないので、デラウェアのように指でつまんで果肉を押し出して食べられます。

サニールージュの旬(出回り時期)

サニールージュは8月中旬頃から出回ります。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

サニールージュの主な産地

出典:農林水産省統計

サニールージュの作付面積のトップは岩手県です。作付面積は約11ヘクタールで、全体の約34%を占めています。2位は約5ヘクタールの山形県。3位は約3.8ヘクタールの宮崎県です。

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