オーロラブラック ブドウ(葡萄)

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基礎データ DATA

オーロラブラックの特徴

オーロラブラック

「オーロラブラック」は、果皮が「巨峰」や「ピオーネ」のような紫黒色をした黒ぶどうです。岡山県で育成された県のオリジナル品種で、粒がとても大きく、1房がずっしりとしています。

来歴は「オーロラレッド」の自然交雑実生から選抜、育成したもので、2003年(平成15年)に品種登録されました。品種登録出願時は「吉備紫」という名前だったそうですが、オーロラブラックに変更して登録されています。

ちなみに親であるオーロラレッドは1977年(昭和52年)に導入された品種です。大粒ではありますが、果皮は紫赤色のいわゆる赤ぶどうになります。

甘くみずみずしくて日持ちも良好

オーロラブラックは、果肉が締まっていて果汁が多く、甘味が強いのが特徴。糖度は17度前後と高くて酸味が弱く、しっかりと甘さを感じられます。また、軸から脱粒しにくいため輸送性が高く、日持ちがよいのもポイントです。

オーロラブラックの選び方(見分け方)

オーロラブラック

オーロラブラックは粒の大きさが特徴なので、なるべく大粒なものを選びましょう。栽培環境によっては果皮に少し赤みが残っていることもありますが、できるだけ黒っぽいものがおすすめです。

また、軸が茶色く枯れていないか、果皮に張りがありみずみずしさを感じられるかも要チェック。なお、表面に付いている白い粉はブルームといい鮮度を保つために必要な自然の物質です。

オーロラブラックの保存方法

オーロラブラックは日持ちのよいぶどうですが、鮮度が落ちるとおいしさも低減します。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く消費するようにしましょう。1粒ずつハサミで切り離して冷蔵するという方法もあります。

また、より長く保存したい場合は冷凍保存も可能。半解凍でシャーベットのようにして食べるとひと味違った味わいを楽しめます。

オーロラブラックの食べ方

オーロラブラックは基本的に種なしぶどうとして栽培されていて、皮が比較的薄めなのでむかずにそのまま食べることもできます。ただ無理に皮ごと食べる必要はないので、気になる人は人はむいてから食べましょう。

果肉はややかたくて崩れにくいので、カットしてパフェにのせたり、タルトやケーキに使用するといった使い方もできます。

オーロラブラックの旬(出回り時期)

オーロラブラックが出荷される時期は8月中旬から10月上旬頃です。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

オーロラブラックの主な産地

出典:農林水産省統計

オーロラブラックは岡山県で栽培が行われています。作付面積は約86.2ヘクタールです。

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